「エンダーのゲーム」読了。長い。ひたすら長い。

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

前々から気になっていた、オーソン・スコット・カードの『エンダーのゲーム』を読了。以下ネタバレ多少あり。

長い。とにかく長い

読み終わって訪れた感想、それは「長い小説だ…」の一言。ひたすら主人公の「ゲーム」を巡る日常を描いているけど、それがもう長いのなんの。半分くらい読んで挫折しそうになるくらい。

主人公も少年・青年&ハイスペックだからか、その心情を読み解いていくにしてもなかなか共感しにくい。結末に明らかにされる「ゲーム」のネタにしても、カタルシスが少ない。なんだかスッと終わってしまった。このあたりは同じネタの作品たち(むしろ「エンダーのゲーム」が元ネタなんだろうけど)を先に見聞きしてる部分もあるやもしれない。

あとはハイスクール的なノリがよく分からないところ。寄宿舎みたいなところって海外では一般的なんだろうか。同じ世代で暮らすっていうシチュエーションがイメージしにくい。

むしろ兄妹たちの話が面白い。それか最終章。

エンダーがずっと宇宙であれやこれややってる間、地球の兄妹たちは独自に活動。どちらかというと、このネットワークを駆使しながら世界に関与していく二人の方が面白い。

あるいはゲームが終わった後の世界。ただ終了間際から読んでてテンション上がってくるも、そのままスルッとおしまい。なんだろう、この消化不良感。

のんびりでなく、一気に読んでしまうのをオススメ

というわけでなかなか盛り上がりも少なかったりと、集中して読みにくい小説だったので、一気に読んでしまうのがオススメ。だらだら小刻みに読んでると挫折の可能性大。

 

「今年もインフルエンザワクチンを接種する」と「効果あるない議論」

巷ではワクチンは11月中にうたねばならぬというニュースが流れているので、うちも夫婦&子どもでインフルエンザワクチンを受けに行く。今年は価格アップということで、子ども版は3,500円×2回!高い!大人版は3,200円とあまり変わらず。

ひとまず接種を済ませ、これで安心と思っているとGoogle先生がこちらの記事をリコメンドしてくる。

慶応大学などの研究チームが「6か月から11カ月の乳児と13歳から15歳の子供にはインフルエンザワクチンは効かない」ことを発表しました。
慶応大がインフルエンザワクチンは効果がないと発表

このブログ記事、元記事や画像やらの引用元がないのはさておき(記事タイトルも誇大だわ)、特定の年代においてワクチン接種の効果が見られないということが明らかになったとのこと(毎日新聞の記事はこちら)。

乳児&中学生に効かないというのはガックリだけど、1~12歳に効果が見られることが数値で明らかになったことが面白い。具体的な防止効果というのがこの記事だけだと分からないけど、この数値が出てるならやっぱり接種するかな。

Steam版Fallout4の起動に四苦八苦したけど、なんとか解決

Fallout4

予約購入してたFO4をダウンロード!が動かない

11月11日ということで、Steamにて予約購入していたフォールアウト4をダウンロード。細かい中身はじっくり楽しみたいので日本語版を待つとして、とりあえずキャラクリエイトだけしようと思いきや、起動しない。おなじみの「ジャーッ」って効果音とともに現れるStand byの画面が終わって、ベセスダ・ソフトワークスの表示が出た所で落ちる。

なんでだよ

まあsteamだもんね、洋PCゲーだもんね、しょうがないよね。ざっと2ちゃんねるのFO4スレやTwitterなど見てみるも、発売直後でまだ情報が少ない。とりあえず手近な所からやってみる。

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今週のトーマスレビュー:「わすれものをとどけよう」と「ヘンリーとしんぱい」

きかんしゃトーマス ジャンボアクセントステッカー RoomMates5910

「わすれものをとどけよう」

時々やってくる鉄道調査官の話。鉄道調査官ってどんな仕事だろうとググってみるも、出ない。鉄道事故調査官という仕事ならあるっぽい。TVでたまに見るあのひとたちですね。事故調査官は平時も調査するんだろうか、謎だ。

調査の日に限って色々ガタガタなソドー鉄道。いや、いつもガタガタな気もするけれど。そしてハット卿にいたずらするイラっとする子どもが今回の見どころ。

結末は調査官の時計のために走り回ったトーマスえらいね!という感じ。しかし行き違いが怖いし、落し物ありましたと電話したらいいのではなかろうか。

 

「ヘンリーとしんぱい」

水疱瘡に感染する心配に囚われて暴走するヘンリー。感染症パニック回。乗客を乗せたままバックで島を爆走するヘンリー。これはお客さん怖すぎ。運転手さん仕事して!

今回もだけど、最近ハット卿がちょっとコミカルなキャラづけになってる感じ。路線変更?親しみやすい感じにはなるけれど、ちょっと威厳がなくなってるなあ。

 

2015年版の新しい「トーマス大図鑑」(最新版)レビュー。こどもの食いつきはバッチリ。

きかんしゃトーマス大図鑑

ながらく続刊が出ていなかった「きかんしゃトーマス大図鑑」の2015年版(最新版)が出ていることを知ったので読んでみる。

さすが最新版。データが豊富

ページを開くと、トーマスたち主要キャラクターがしっかりCG表示に。前作はほとんど人形&模型の画像ばっかり(旧トーマス)だったけど、こちらは逆に人形系はほとんどなし。なので最近トーマスを見始めた子も違和感なく読めるはず。

また前作はビクターやケビン止まりだった新キャラクターも、今作では大幅追加。パクストンやケイトリンなど、最近出てきたキャラクターもしっかり網羅です。これは嬉しい。古すぎるキャラクターってほとんど出ないから微妙だったのよね。

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