TV・映画レビュー

映画「六月燈の三姉妹」レビュー。地元舞台系ではなかなか良い。

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第1印象は、方言がかなり強め

気になってたけどレンタルするほどでもないか、と放置していたがAmazonプライムの無料映画に入っていたので視聴。なんだかんだでAmazonプライムの映画・TVはけっこう見ている。

というわけでいざ視聴。第1印象は「方言がかなり強め」。鹿児島弁の独特のイントネーションに加えて、方言の単語も使わているので予備知識がないとつらそう。

一方でわざとらしくなりがちな方言の演技は全体的にナチュラルに聞こえていい感じ。特に吹石一恵さんや吉田羊さんをはじめ、女性陣の演技はなかなか。

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良いところと残念が両極端。仮面ライダーアマゾンズ最終話レビュー。

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というわけで今日配信で最終回

トラロックを実施後、仲間を食べたモグラとモグラを助けた悠(主人公)は失踪。駆除班は解散。それからしばらく経ちました…でスタート。なんか画面の色合いがしっとりしてるぞ!

今回の見どころは児童養護施設で働く望隊員。一瞬誰か分かんなかったよ。あと所在なさげに駆除班のみんなを集めに行く隊長がちょっとかわいかった。

ちなみにお金を稼ぐ理由について、望は児童養護施設、眼鏡さんは介護、隊長は難病の娘さんと来て、三崎さんカッコ悪いw。腕食べられたことすらネタにする三崎さんはアマゾンズの清涼剤や。

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うーん、微妙:仮面ライダーアマゾンズ 12話レビュー

仮面ライダーアマゾンズ 予告編

毎週1話更新ということで、ずっと見てきたアマゾンズ。最終話手前の12話を見たけど、かなり微妙。以下ネタバレあるのでご注意ください。

悠君(主人公)がブレブレ

人肉レストランの回からちょっと気になってたけど、彼の行動原理がよく分からなくなってます。トラロックに反対するのは「薬が切れてないアマゾンは人を直接殺してないから狩ったらダメ」ということなんだと思うけど、彼がその考えに至ったきっかけになる、レストランにいたアマゾンたちって、笑顔で人肉ハンバーグ食べてたのよね…。そのあたり悠君がスルー気味なのが謎。

一方で今回はレストランの女性客が生きてました!って話だったけど、ヒロインが殺されそうになったら葛藤もなくあっさり駆除。青臭さが突き抜けて「薬が切れてもまだ人を殺してない!だから駆除しない!」ってするならまだマシだったような(話はひどくなるけど)。

というわけで自分の周囲が殺されないならいい。でも自分の知り合い殺すのは許さんっていう感じが印象的だった回でした。これはあと1話でどうにかなるのか。

細かいところでガッカリ

今回は自分が死ぬかもしれないのにトラロックの実行を迫る鷹山かっこいい回でもあったけど、その変身シーンがガッカリ。ベルトをぐっと締めるところでベルトがふわっとしてる。キュッとなってて欲しいところで、なんか浮いてる。

その後の笑いながら闘うシーンなんかは良かったのに、この締める部分でずっこけてしまったので全体的に緊張感がなくなってしまった。

あとは強力抑制剤?が入った腕輪を悠君に届けようとするヒロイン。やっと悠君を見つけるも、言葉足らずに腕輪を見せるだけ。なんかレストランの女アマゾン駆除の理由を演出するためだけに無理やり戦場に呼ばれた感がすごい。

トラロックもこれ、ものすごい騒ぎだわ。人間に混ざってるから一斉に薬剤まかないといけないってのは分かるけど、後処理どうするんだ。それに街出てる実験体がいたら大惨事だけど、実験体がこの街離れない理由ってなんかあったっけ?

ちなみに実験体たちは人間社会に溶け込んでるけど、就職とかどうしてるんだろう。戸籍やら色々ないよね。4000人。謎は深まる。

モグラが仲間を襲うところはいい感じ

モグラアマゾンが仲間を襲うくだりは良かった。「ちょっとだけ」って言いながら腕をモグモグするモグラ。我に返って逃げるモグラ。

最後は赤と緑の一騎打ち?

闘う理由ってまだ何かあったろうか…来週できるんだろうか…。トラロック実行させたから怒る?それならお母さんも倒して、そもそもの会社自体を潰さないとダメだわな。

仮面ライダーアマゾンズを3話見てのレビュー。良いところと悪いところ。

仮面ライダーアマゾンズ 予告編

スタートして早3話

アマゾンプライム限定でリリースされている「仮面ライダーアマゾンズ」。なんやかんやで早3話。うちはアマゾンファミリー入ってたので(オムツなどが安い・便利)自動的にプライム会員ということもあり地味に見てます。

端的に言うと、まあまあ面白い。雰囲気としては仮面ライダーカブトをちょっとダークにした感じ。ただ超面白い、という感じではない。

備考:アマゾンズというのはアマゾン細胞を持つ人間の総称。抑制剤を定期的に打たないと人間を捕食する衝動が抑えられなくなる。

ちょっと微妙なところがちらほら

見ていて微妙なところ、一番はアマゾン狩りを担当している駆除班の皆さん。やたら渋い声の体調を筆頭に、口の悪い女性隊員(近接戦闘担当)、テンションが微妙な運転手(兼スナイパー)など個性豊かなメンバーで構成されてます。

その中でも一番の違和感は、モグラアマゾンに変身できる能力を持つ17歳の隊員のキャラクター。公式には「純粋な心の持ち主」とあるけど、セリフ・言動がちょっと極端で気持ち悪い。これはアマゾン細胞によるものなのか?と思ったけど、他のアマゾンズ見てるとそうでもない様子。

また駆除班全体的に言えるけど、アマゾン狩りにかなり手こずってる(だいたい最後はうやむや)のに対して「辛い」「しんどい」みたいなセリフが多い。そのせいか彼らに対する感情移入がかなりし辛い。端的に言うとかっこ悪い。

唯一の心の支えは野次馬対応の三崎さん。この人いなかったらキツイ。

ライダースーツはかっこいいね

で、肝心のライダースーツは…かっこいい。特にレッドの方(仮面ライダーアマゾンα)。それぞれ敵のアマゾンみたいにもっと生物的でもいいかなと思うけど、ツヤツヤな感じが甲虫みたいでいい感じ。

個人的には開発されたライダースーツ(555とかカブトとか)の方が好みだけど、こういうのも悪く無い。銃や剣なんかの武装無しで(短剣は使う)、腕と脚のクローで闘うスタイルも逆に新鮮。

ライダー役の2人もいい感じ。よくTVシリーズの開始数週間に感じる「演技大丈夫なのか!?」もない。特に赤い方。経歴見てみると、ゴーゴーファイブでデビューの特撮系の人だったのね。

ついでに言うと、エンディングの歌がいい。この昭和後期感がたまらない。

今後の気になるところ

今後の気になるところとしては、駆除班の存在(新兵器追加はあるのかな)やヒロインの絡み方(本筋にどう絡む)など。というかこれ1クールなのかしら。どこにも表記がない。ウェブサイトが微妙に安っぽいのは何故だろう。

というわけで仮面ライダーアマゾンズ。毎週金曜日配信で、アマゾンプライムオンリーです。

The Walking Dead Season6 「ジーザスと名乗る男」レビュー

The Walking Dead 2016 Calendar (Square)

あれ、なんかミショーンが変

開始早々ミショーンのリラックスな格好。なんだろう、この違和感。我らがミショーンはこう、つねに怪訝な表情であたりを警戒してる感じだったのに。頭にはバスタオル、ちょっとはだけた胸元…。

しかしジュディスは大きくなったのう。かわいいのう。隻眼になったカールは、大丈夫、生きてますということでさらっと流されてた。

怪しいジーザス登場

資材満載トラックを見つけてウッキウキで帰るリックとダリル。そこに自らを「ジーザス」と名乗る怪しい男が登場。男はあっという間にリックから車の鍵をくすねて逃走。怒りの二人が(走って)後を追う!正直この二人には追跡されたくない。

ちなみにジーザスの登場シーン。自己紹介の字幕は「イエスだ」ってあったけど、タイトルは「ジーザス」。どっちかに統一してほしい。

あれよあれよとジーザスのペースに

なんとかトラックで逃げたジーザスを補足し、トラックを奪還するも、縛ったはずのジーザスがトラックの荷台の上に。これ縛られてすぐ縄抜け&トラックにひっついてたってことよね。どうやったんだ…。

怒りの二人はジーザスを捕まえようとするも、あれよあれよという間にジーザスのペースに。結局ジーザスを町に連れ帰ることになるも、ダリルセンサーはこいつヤバイと警戒中。確かにこれまでの残忍な敵とはちょっと違って何ともやりにくい感じ。

おばちゃんウォーカーを供養

一方市長だったおばちゃんはウォーカーとなって森をウロウロ。最後は息子にトドメをさしてもらって無事供養。そういえば自害せずに最後戦ってたな、おばちゃん。

おばちゃんを目撃してたカールはちょっとしょんぼり。家族へのトドメは家族がすべきとのセリフ。ああ、ローリもそうだった。

リックとミショーン

なんだこりゃ!冒頭の違和感はこれか!突如始まるリックとミショーンのイチャラブ。そして唐突な翌朝描写が若干の笑いを誘う。そこに監禁してたはずのジーザスが登場!マジシャンみたいな男である。