デザイン・設定一新から初の単行本。9年待ったぜ。
お、なんか変わってる
マンガページもカラーが入るようになったみたい。これは連載時イメージできていい感じ。あと連載の時もそうだったけど、新ワードをキャプションで大きめに入れるようになってますね。新規読者に配慮…ということもないか。
肝心のメカデザインの大幅な設定変更について、私は許容派。これまでの優美なデザインももちろんいいんだけど、新しい複雑な構造も面白い。並べて比較すると、新デザインは新しさと面白さを感じます。特にLEDミラージュなんかは前のデザインがちょっと野暮ったいかもと思ってしまう。
MHの名前もそうだけど、マイスターやらなんやらの名称が変わっちゃったのはちょっと分かりにくいなあ。読んでていちいちつっかえてしまうのが難点。
メインテーマはダイ・グと詩女、クリス
前巻に引き続いて、メインテーマはダイ・グとクリス、それにフンフトさんが加わったフィルモア帝国とボォス星を巡る政争。いやはや、フンフトさんはこんな軽い感じもできる人なのね。微妙な三角関係かと思いきや、いろんな人たちに翻弄されるクリス。可哀想だのう。
他にもタイ・フォンとナインの出会いやら、萌えを振りまくツバンツヒ博士、ちゃあとその変態ファティマ他と見どころ沢山。それぞれページ的なボリュームは少ないけど、これまでの背景やDesignsの情報があるからすごい濃くて満足できる内容です。
待ってたキャラクターたちが続々登場
魔導大戦もじわじわ進み、登場待ってたキャラクターたちが続々登場してきました。成長したジャコー君やブラウ・フィルモアさん、そして我らが天照陛下とラキシス姫様。次巻が気になる展開。次は、3年後くらいに出てくれたら…。
===今日の寝かしつけソング===
涙の種、笑顔の花:中川翔子