七つの海のティコ:第38話「ヒカリクジラの導き 鉄の城の最後」レビュー

悪は潰えるのだ

ルコントは、ベネックスの狙いがヒカリクジラを利用して危険な生物兵器を作ることだったと知り、スコットと協力してヒカリクジラを逃がそうと決意する。やがてヒカリクジラを閉じこめたカプセルは、スコットたちの操作で基地の外に運び出された。時を同じくして、財団の観測基地はヒカリクジラに導かれたように集まったシロナガスクジラやカモメの大群に襲われて崩壊の危機を迎えていた。
bandai visual

放火されたペペロンチーノ号はなんとか無事。クルーたちも元気元気。写真は焼けちゃったけど。

ルコント博士はGMOの狙いが生物兵器の開発と知って袂を分かちます。ヒカリクジラは生物の祖みたいな描写があるから、遺伝子書き換えたりとかそういう兵器だろうか。そしてついにやってきたスコットとルコントの協力。ここまで長かった…。

一方南極基地は錨を上げて移動開始。なんだこの超科学。めっちゃグラグラしそう。そんな中ヒカリクジラを解放しようとした中年2人はあえなく拿捕。ベネックスさんは家族を人質に恐喝。悪い。悪いなあ。

ベネックス爆散

ヒカリクジラは南極の動物たちを召喚。す、すごい。かもめ?たちを迎撃するも南極の極寒の海に落ちていく警備員の皆さん。ヒッチコックの「鳥」みたいになって参りました。移動研究所もクジラの体当たりでグラグラ。動物たちはヒカリクジラのことを記憶してた?

そしてヒカリクジラが神説を提唱するスコットさん。進化を司る生物、まさしくヒカリクジラは神だったのだ。ということはトロンチウムを人間に使ったらなんかすごいことになりそう。

そしてベネックスさんのヘリコプターは爆散。え…これ確実に死んでる…。ひとまず悪は滅びたのだ。ていうか世界名作劇場でこういう死に方あるんだという衝撃。ちなみにペペロンチーノ号の誰も見てなかったのかベネックスさんの死はスルー。

一方でついに解放されるヒカリクジラ。かなり人死に出てるので素直に良かった、という感じが薄れてしまった…。一方で今回最後の見どころ、トーマスとルコント博士の和解。良かった良かった。

海からはナナミを呼ぶ声。ナディアのクジラ、イリオンを思い出す展開に。次回で最終回!

===今日の寝かしつけソング===

帰らざる日々:久石譲


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