これ、天保異聞 妖奇士じゃなかろうか
漢字がテーマというのが分かり始めたあたりで、過去やっていた地味アニメ「天保異聞 妖奇士」を思い出しました。こちらも舞台は江戸時代と全く異なる世界ですが、テーマは漢字。主人公(CV:藤原啓治)は漢字を具現化して武器にできる能力を使って敵と戦う、という話。
例えば「父」という漢字の語源は2本の斧が交差しているものなので、漢字から斧を取り出して使うみたいな。毎話色んな漢字が出てきて面白かったのでけっこうハマってたんですが、視聴率は微妙だった模様。ちなみに本作の参考元だった白川静先生の本がすごい面白い。自分の名前の漢字とか調べても予想外の語源があってびっくり。
というわけで、次回以降がどうなるかよく分かんないですが、個人的には妖奇士だなあというのが最初の感想。
メカニックまわりは微妙。
メカがこれまでの有機的寄りのごってりデザインから、今風のつるっとしたデザインに。スタッフ見たら、河森正治さんはデザインに参加してないのね。うーん、ちょっと味気ない感じ。巨大ロボット感がないよね。無限拳とかは質量感じながらドーンみたいなのが良かったので、そのあたりが残念。
あと描かれる舞台が狭いのがなんだか。公園から発進とかも設定としては微妙な感じ。第3新東京市みたいな巨大感・未来感が全然ないし、ロボットものを見てるのにせせこましい感じがずっと付きまとう。
戦闘フィールドは異世界へ行くスタイルみたいだけど、それがさらにせせこましい感じを悪化させてる。異世界って現実と対比できるものないから、結局人形が戦ってるみたいな感じになってる感じです。
いきなり敵と合体は笑った
いきなり敵と合体するのは笑った。そうよね、別に敵と合体してもいいよね。主人公はなんか仮面ライダーカブトの天道みたい。合体したヒロイン?はかわいい。他のキャラは…学ランの子のインパクトが強いね!
というわけで、なんだかよく分からない感じでスタートしたアクエリオンロゴス。アクエリオンシリーズは好きなので、もちろん追っていきます。
===今日の寝かしつけソング===
虹色ポケット:清浦夏実