関西地方では、ちょっと前までセーラームーンシリーズをファーストシーズンからスターズまでひたすら放送するというのをやってました。懐かしい!ということで、録画したはいいものの積んでたわけですが、この度スーパーズまで視聴終了。
一応リアルタイム世代ですが、しっかり見てたのはファースト〜SSの中盤くらいまで。なんかSSの後半とスターズは離脱しちゃったんですよね。
なんで当時SSまでで見るのをやめちゃったのか
15年くらいの時を経て、なんでSSの中盤で見るのやめちゃったか分かりました。SSはちびうさ推しがすごかったんですね。ファースト〜R〜Sは、5人のセーラー戦士やウラヌスたち外部太陽系戦士たち、つまりその頃見てた年齢よりちょっと上のキャラたちがメインでした。一方でSSは完全にちびうさ&ペガサスメイン。襲われるのも幼児などの子どもが多くて、なんかのめり込めない。
今見返しても、やっぱりここまで3シリーズを通して愛着が湧いてきたキャラクターたちの描写が減ってしまうのはちょっと魅力減でした。あとSで多かったちょっとはっちゃけた演出やキャラクター(教授たち)があまり見られなかったのも残念。序盤のホークアイたちがいたころはすごい良かったんですが、アマゾネスカルテットになると、うーん。
ここまでで一番面白かったのはやっぱりS!
シーズンごとで分けると、一番面白かったのはやっぱりS。5人のキャラクターを深堀りしたり、ウラヌス・ネプチューンといった個性強い新キャラクターたちの登場、敵もすごい魅力的と見所たくさん。
演出もすごくいい。ダイモーンの不気味さ(製造工程とか)やほたるちゃんの2面性の描き方なんかは見ていてとても感心しました。このあたりウテナとかピングドラムに通じてるなあ、というシーンもたくさん。
亜美ちゃん派から美奈子ちゃん派へ
見返して驚いたのは、美奈子ちゃんてこんなアホの子だったっけということ(海外経験があるので、語学だけは優秀)。性格的にもかなり大雑把で行き当たりばったりと破天荒。
そして当時は俄然亜美ちゃん派でしたが、30歳を越える今は美奈子ちゃん派に。なんだろう、最近こういうのけっこうあるなあ(レイ→アスカとか)。なんか元気でますね、美奈子ちゃん見てると。自分だけ美しい心が狙われないのはおかしい!となってわざと狙われる回は爆笑。結晶を取り出されて動けたのはこの娘だけなんじゃ…。
一番印象に残っている話は、ファースト最終話
一方で印象に一番残っているのは、ファーストシリーズの最終話。ダークキングダムを相手に散っていく仲間たち、そして最後一人で戦ううさぎというストーリー展開はすごいインパクトがありました。
特に普段の能天気なうさぎと、戦いに恐怖するうさぎの対照も良かった。いつものうさぎは夢見るちょっとアホな子ですが、実際に仲間(友達)が死んでいく中で、どんどん恐怖が高まっていく。最後の決戦に挑むうさぎは、なんかこう死を覚悟している感じもあって悲壮感がすごい。
そしてRはセーラー戦士たちはこれまでの記憶を消された状態でスタートするんですが、うさぎは記憶を取り戻させることに躊躇。フォーカスされることはほとんどないですが、戦いでは死ぬこともあるんだから当然よね。
というわけで現在はスターズを視聴中。外部太陽系戦士たち復活!ていうかこの人たちはSSでは何してたんだw
===今日の寝かしつけソング===
月と太陽のめぐり:久川綾