天空のエスカフローネのTVシリーズを観終わって

長らく坂本真綾ファンをしていますが、実は「天空のエスカフローネ」を見たことがなかった私(「走る」のPVからのファン)。これはいかんと思い、少しずつ見続けていたのがこのほど終了しました。

というわけで感想。けっこう面白かった、が、ひとみとヴァンの恋愛要素が薄いような。かなり後半で二人がはっきり意識し始めたので、最終話までの展開がちょっと唐突かなと思いました。もう少し二人がキャッキャウフフしても良かった。ヴァンがちょっと可哀想。

一方で戦闘シーンはかなりシビアに描かれていたり、劇中の小物などもかなりデザインされていたりとすごく丁寧な印象のアニメでした。特にコクピットのインターフェイスもアナログ感をうまく取り込んであってかっこ良かった。最終話の決闘シーンも重量感のあるメカが戦ってる感じがすごく出ていて圧巻でした。

あとはよく聞く、ひとみのどっちつかずが気に入らないという話ですが、これは特に気にならず。というかアレンさんの気の移り方の方が怖い。あれだけ王族引っ掻き回してからひとみに特攻(黄金律作戦の影響もあるけど)。なんというイケメン。お妃さまラブとは言え、マハド王は心広すぎだろ…。

以下雑感

・高山みなみさんの熱演がすごい。出てくるともうお腹いっぱい。
・ドルンカーク皇帝が出てくると一転してギャグに。若者の恋愛模様を覗いて「おおぉ…///」。
・恋愛大作戦など、アクエリオンに通じるアホさがちらほら。
・キャラデザが濃い。特に美形男性キャラの顔が独特。
・ラストはこれはこれで良かった。お互い行ったり来たりできそうだし。

という感じでした。肝心の坂本さんですが、中盤以降いい感じ。萌え属性のないリアル女子高生設定なので、デビュー作と言っても特に違和感ありませんでした。

まとめると、今現在見てもそこまで古さを感じない良作。しっかり設定があるファンタジー系アニメなので、見ていてしっかり引き込まれる作品でした。

==今日の寝かしつけソング==
坂本真綾:青い瞳

ジャケットの坂本さん、眉毛凛々しいです。


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