Googleニュースを眺めていると、何やら面白そうな記事が。保育園や幼稚園向けのロボット、MEEBO(ミーボ)がリリースされたとのこと。
何ができるか?
何をするロボットかというと、ひとつは「写真撮影」。顔認識技術を使って、園児たちを撮影しまくる。写真は顔認識で選別されて、親は自分の子どもの写真だけ一覧化したものを見ることができる。
もうひとつが「見守り機能」。これは内臓された赤外線カメラを使って、園児たちの体温をチェックするというもの。発熱してると先生に教えてくれる。
あとは緊急地震速報の通知機能や、コンパニオン・ロボットとしてダンスしたり対話したりとかの機能がある。
今の保育園への不満
うちの子が通ってる保育園では、数ヶ月に1回写真販売(ネットで頼むタイプ)があるんですが、これがちょっと微妙。そもそもアナログな写真よりもデータ欲しい。
もちろん先生たちも写真撮影なんて通常業務外の作業だから、今のシステムがあるだけありがたい。子どもなんてイレギュラーの連続だから、それが何十人と集まってるのをケアするなんて気が遠くなる仕事だわ。
ただこういう新しい仕組みを見てしまうと、こういうの導入されないかなあと思ってしまう。ちなみにまだ実装されてないけど、今後は迎えに来た親に一日の様子やなんかを写真で報告してくれるサービスも検討中らしい。これはいい。欲しい。
維持費とかのコスト
これ、園側のコストはどんなものかと調べてみると、月の運用コスト1万円は写真販売から差し引く形でほぼ金銭的なコストはゼロの模様(試験モデルの運用では収支トントンになったらしい)。あとは初回のセットアップ費用(20000円)と、操作用のスマホのレンタル代(1800円)。
あとは操作方法のレクチャーやらの人的・時間的コスト。うーん、実際導入となるとちょっと大変かもしれない。個人情報のセキュリティ問題で保護者らの同意もいるだろうし。
ロボットが保育にも進出する世界へ
ともあれ、こういったロボットが保育の現場にも入ってきてるんだなあと実感。ロボットの友達って自分が大人になったら一般的になってるもんだと思ってたけど、やっとその足がかりができ始めてるんだなあと感じました。
いずれは先生のサポートをしてくれるようなロボットとかがどんどん出てくるんでしょう。お医者さんをサポートするワトソンの人工知能をくっつけて、重篤なケースを見逃さなかったりとかで保育の質もぐんと上がってくることを期待。
あとは子ども同士の関係性グラフやなんかを分析とか、発達の状態をモニタリングして先生同士でシェアとか、夢は色々広がるなあ。
ちなみに写真のプリントを依頼すると1枚100円とのこと。高いな!
===今日の寝かしつけソング===