2歳1ヶ月。お化けを怖がるようになる。

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本 4)

2歳1ヶ月になり、最近「お化け」を怖がるようになってきました。暗いところで「あれ、ここオバケ出るんじゃない?」とか「オバケだ!オバケが出たぞ!」とか煽ると「ヒゥエエエ」と怖がって抱きついてきます。

オバケが何なのか分かってるか

一方で怖がるツボが謎。NHKでやってるきかんしゃトーマスで時々出てくる夜のシーンを怖がるのに対して、ジョジョのバニラアイスのスタンド、クリームがTVの中を動きまわってても怖がらない。明らかに後者の方が怖いだろ…。どうもまだまだオバケの定義が彼の中で定まってないみたい。

オバケって何であるんだろう

ていうかそもそもなんでオバケって何である(いる)んだろう。もともとは科学が未発達なときに、よく分かんないこととかの原因とか、あるいは倫理的にNGなことを教育・シェアするためのツール(殺した相手が化けて出るとか)とかなんだろうけど、現代はもはやエンターテイメントの1つですよね。妖怪で町おこしとかしてるぐらいだし。

教育ツールとして優秀

ただ子どもができて思ったのは、過程をすっとばして理解させるにはやっぱり便利なツールだということ。2歳の現状だと、原因と結果を説明するのに時間がなかったり理解するための知識が足りなかったりするシーンはたくさん。

これまではバチ思想(お天道さまが見てる)とかあんまり好きじゃなくて、説明を放棄してるだけじゃん!と思ってました。でもひとまずはそうした考え方を提示して見せて、そこから疑問を持ってくれたらいいのかなと思うようになりました。「悪いことしたらバチがあたるよ」ということに対して、「バチって何?」とか「お天道様はどこにいるの?」とか。そうした疑問の連続が人間の発展の歴史というか、これまで進化してきた原動力なのかなと。

昔は宗教とかローカルルールとかで、これは神がやったとかなんとかという設定がシェアされてたけど、ホントかなって考えた人たちが科学を発展させてきたわけです。コペルニクスの太陽中心説とかもそういうことですよね。まあ現代でもそういう設定は幅を効かせてたりするわけですが。

オバケを使った教育の注意

でも何でもかんでもオバケのせいにするのはちょっとアレかも。負の理由ってあんまり良くないだろうし、モチベーション的にもこうしたらこういういいことがあるって方が楽しい。そのあたりも注意しながら、オバケの使い所を吟味していきたい、ということを考えました。

 

===今日の寝かしつけソング===

まっくら森の歌:谷山浩子


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