現代でプライベートな日記を書く方法
どうも毎日が忙しくなってきて、なんやかや記録しておきたいなという欲求が高まった。こうしたブログではなく「日記を書く」ということを考えるが、現代ではどういう方法がいいだろうか。
アナログ、デジタルいろいろ考えてみて、それぞれのメリットとデメリットを整理してみる。
アナログ。紙とペン。
専用の日記帳やノート、手帳などを使って記録する方法。
メリット
・電源がいらないのでどんな状況(災害時などバッテリーが使えないときなど)でも使える
・筆跡が残るので死亡後にも記述者の証明が容易(日記を残したいとき)
・文字に感情や状況といった付加情報が込められる
デメリット
・滅失する可能性が高く、復元しにくい
・記録媒体を圧縮できないため、かさばる
・自分以外の閲覧を防ぐためのロックがかけにくい
デジタル。データ化。
パソコンやスマホなどでデジタルテキストとして保存する方法。テキストデータを保存するにも色々方法がある。
メリット
・データ化するので保管がかさばらない。
・クラウドなどを使って複数の媒体に保存すれば、消滅する危険性が低くなる
・容易にパスワード等のロックがかけられる
デメリット
・保存先を増やすほど流出する危険性が増す
・電源がないと使えない
・記録方法(ファイル形式)が廃れると再生が難しくなる
・改ざんが容易。本人が書いたかどうかの判定も難しい
あとは迂闊にアプリなんか使ってしまうと、サポート終了&出力できないとかでデータ取り出せない罠とかありそう。
甲乙つけ難し
というわけで、いずれも甲乙つけがたい。個人的にアナログに感じる魅力はテキストや余白に感情が込められること。ただかさばってしまうのはいただけない。
一方でデジタルに感じる魅力は、記録が手軽に行えること。あと閲覧制限がパスワードなんかで簡単にできるのは便利。ただやっぱりアナログが持つ情報量の多さは魅力的。
以上を勘案しながら、必須にしたい条件は「手書き」と「手軽」に絞ることにする。
新しい方式、アナログ&デジタル
一方で近年では新しい機器が。昔からあったけど、専用パッドに書くとデジタル保存される機器や、専用ノートに書き込むとデジタルで同時保存してくれる機器などが進化。
キングジムのショットノート
専用ノートに書き込み、専用アプリを使って画像保存。専用ノートというのがネック。ノートは角にマーカーがあるだけなので、自作もできなくはなさそう。
キングジム ショットノート ツインリングタイプ Lサイズ A5 9122 黒
ソニーの新型メモパッド、DPT-01
パッド自体に直接書くタイプ。薄く軽い、現状紙に一番近い質感。近未来アニメ、エルゴプラクシーに出てきた端末に近い。
理想に近いがアホみたいに高い。8万は出せない。
シャープの電子ノート、WG-S20
ソニーのDPT-01同様に直接書き込めるタイプ。1万円程度で手頃。さすがに機能は10万円の製品には及ばない。
というわけで、理想はソニーのやつなんだけど高すぎ。もっと安くならないととても買えない。シャープのやつは手頃なんだけど、文字のジャギり感がイヤだ。特に文字の払いが出ないのが気になる。
というわけで、個人的にはこの方式は今のところ厳しい。もっと安価になるまで待つ必要がありそう。
それまでどうしよう
現状だとやっぱりアナログな方法しかないのか。手間だけど、ある程度書き貯まったら裁断して自炊という方法になるのだろうか。OCR技術も発達してるから、取り込んでテキストデータ化とかもできそうではある。
というわけで次はアナログ媒体選定。