七つの海のティコ:第39話「それぞれの旅立ち 永遠の光の輪」レビュー

遂に堂々の最終回

ついに基地は海中に沈み、ヒカリクジラも無事解放された。ナナミたちはこのヒカリクジラを追ってクジラの群れが待つ海域に来たが、そこには巨大な光の柱がそびえていた。光からはナナミとティコだけに届く声が聞こえてくる。光の中でナナミとティコは、ようやく長い間探してきたヒカリクジラの長老と出会えたのだった。そしてナナミたちは長老に、海と生命についてのさまざまな知恵を教えてもらう。
bandai visual

長らく続いてきた七つの海のティコレビューも遂に最終回。前回の南極基地大混乱&ベネックスさん爆死を経てヒカリクジラに呼ばれるナナミ。ヒカリクジラは喋れるのだ。

ものすごい発光でペペロンチーノ号を呼び寄せるヒカリクジラ。周囲を回り出すクジラたち。なんかすごいことになってきた。BGMも不安な感じ。それにしてもルコント博士がペペロンチーノ号に馴染んでるのがなんとなく笑える。

ヒカリクジラの声はナナミとティコにしか聞こえない模様。若干かわいそうな子扱いを受けるナナミですが、スコットさんは行って来るのだとナナミを諭す。「人間は何かを追い求めてなければ生きていけない」。でもスコットさんも行きたかっただろうなあ。

命を超える、ヒカリクジラの作る空間

ヒカリクジラ空間は、ガンダムで言うところのニュータイプ空間だった。ヒカリクジラは現実空間とこの空間を行き来できるとかなのかしら。発見できない伝説のクジラっていうのはそういうのもあるかも。ていうかナウシカの王蟲っぽい展開が。記憶も呼び起こしたりできるのね。小さいナナミと小さい母ティコかわいい

そしてヒカリクジラはやはり神だった…ここにきて完全にSFになって参りました。母ティコ&お母さんも召喚!これは霊とかじゃなくてナナミ達の記憶の再構成とか、ヒカリクジラの中に保存されている人々のメモリーとかなのではなかろうか。ヒカリクジラは全ての生物の記憶を集める巨大なデータ収集システム

あ、メタルクローさんがまさかの思い出にて最終回登場。さらになんと未来のビジョンも再生。ナナミのお母さん姿、綺麗ね…。

そしてヒカリクジラの光を浴びると家族に優しくなるという特殊効果。

そしてストーリーは数年後?に。トーマスくんイケメンに。ナナミちゃんもちょっと大人に。未来映像のナナミの夫はトーマス?と思ったけどちょっと違うような。

面白かった。とても面白かった

というわけで七つの海のティコ、最終回。途中若干だれてきた話もあったけど、全体的に見て無駄な部分のない、ハラハラドキドキな冒険活劇でした。SF要素が多かったのも個人的には○(世界名作劇場的にはNGなのかもしれないけど)。

そして声優さんもベテラン揃いで安定感もばっちり。キャラクターの個性が声優さんとしっかりリンクして、皆さん素晴らしい演技でした。このボリュームで安心して見られるアニメって最近1年に1~2本しかないなあ。

というわけで七つの海のティコレビューも終了。今度は子どもがもっと大きくなったら、一緒に見ようと思います。

 

===今日の寝かしつけソング===

Twinkle Talk:篠塚満由美


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