2015年 8月 の投稿一覧

子どもの2歳4ヶ月で習得した言葉リスト

2歳を越えてから、ぐんぐん語彙が増える

2歳を越えだしてから、単語の吸収がどんどん増えてきました。特に増えてきたのは「きかんしゃトーマス」関係。親も覚えてないキャラクターまで覚えだして急激に単語数アップ。というわけで2歳4ヶ月時点の言葉リストを作成。こちらの言葉を反復するだけのものは除く。

人系

・ママ
・パパ
・ジージ(祖父)
・○○○ちゃん(自分のこと)
・バーバ(祖母)
・てんてい(先生。うめてんてー的な音)

動物・虫系

・ニャーン→ネコに進化
・ワンワン
・ガオーッ(ライオンの意)→ライオンに進化
・ウマーン(馬の意)
・タコ
・ゾウ
・チュウチュウ(ネズミの意)
・クワックワッ(カエルの意)→カエルに進化
・モー(牛の意)
・クワックワッ(アヒルの意)
・コッコ(ひよこの意)
・ちょうちょ
・カバ
・ワニ
・クマ

乗り物系

・ブーブー(車の意)
・ポッポー(電車の意)→きかんしゃに進化
・船
・飛行機
・ピーッ(機関車の蒸気)
・ぼーぼーしゃ(消防車の意)→しょうぼうしゃに進化
・ブルドーザー
・救急車
・ヘリコプター
・トラック
・郵便車
・じってん(自転車の意)

<NEW!>
・てんてんせん(新幹線の意)
・ショベルカー
・トーマスのキャラクター(トーマス、ゴードンをはじめ、約30程度)

その他

・マンマ(ご飯の意)
・パップ(カップの意)
・赤
・青
・ねんね
・雨
・トトロ
・クック(靴の意)
・こっしー(NHKの「みいつけた!」のキャラクター)
・バケツ
・お茶
・にゅうにゅう(牛乳の意)→牛乳に進化
・マンマンマン(アンパンマンの意)

<NEW!>
・おばけ
・リモコン
・晴れ
・ピカピカ(星の意)
・黄色
・がんらむ(ガンダムの意)
・ザク
・ロボット
・機関車
・蒸気機関車
・オムツ
・トンネル
・こっち
・あっち
・上

口語系

・ウタタ(意味不明。歌?)
・ホッホッホーイ(かけ声。「14匹のピクニック」より)
・トテトテトテ(意味不明。由来も不明)
・バイバイ
・ありがと
・おはよう
・落ちちゃった
・あれ!ないなあ!
・あい!→はい!に進化
・出た!(おしっこ出たの意。9割以上が虚偽申告)
・テー!(いただきますの意)
・おしまい
・イヤ!
・しゅっぱーつ!進行!
・からっぽ
・取って
・かっこいい!
・カチッ(おもちゃのスイッチを点けろの意)
・だからさ!(ガルマ)
・シュシュシュ(きかんしゃの音)

<NEW!>
・はい、どうぞ!
・かっこいい!
・ベタベタ
・びしょびしょ
・カチカチ
・固い
・あちち(熱い)
・痛い
・ジャボーン
・ドボーン
・ちょっとー
・行こう!
・待ってよー
・たらいま(ただいまの意)
・おいしい
・おかあり(おかわり)

ざっと数えても、100を軽く超えてきました。2歳まではだいぶ少なかったからちょっと心配してたけど、この感じだったら安心なのかな。

2語文の方はあんまり増えず。でもコミュニケーションは格段にアップ。

2語文はあんまり増えず。ただ日常良く使うものについては多用するようになってきました。例えば「くっく 履く」とか。たまに「このくっく 履く」とかの指示語がついてくる時もあり。

一方でコミュニケーションに使う言葉(痛いとかおいしいとか)の数が急速に増えてきたので、何を考えてるのか掴みとりやすくなりました。今までは泣いてるだけだったのが「ここ 痛い」と言ってくれるのでなんとなく見当がついたり。あんまり正確じゃないけど。

あと最近の感じとしては、今まで使っていた言葉の正確な発音に近づけていくプロセスも平行してやってるみたい。今まで言えなかった牛乳(にゅうにゅうだった)が正しく発音できたり。

所有意識も強くなってきて、毎日が阿鼻叫喚

ただ自我がしっかりしてきたのか、所有意識も大幅アップ。食べ物やおもちゃなどを手放さなくなったり、欲しいものを言葉で主張してくるようになってきました。

そうなるとこれが騒々しいのなんの。要求が通らないと泣き出すので毎日が大騒ぎ。家の外にもガンガン聞こえます。周辺のおうちは優しい方が多いので助かった…。

このあたり、保育園の先生はどうしてるんだろう。あれだけ幼児が集まったら地獄絵図よね。

 

===今日の寝かしつけソング===

セーラースターズ「サターンの目覚め! S10戦士集結」レビュー

美少女戦士セーラームーン セーラースターズ VOL.1 [DVD]

赤ん坊だったはずのほたるは、ミラーパレドリィの出現によって急成長していた。そして、ほたるはセーラームーンの未来を覆う暗い影を予言する。一方、流星群が東京に降り注いだ日から様子が変わってしまった衛に、うさぎはいい知れない不安を抱いていた。レイたちはそんなうさぎを心配して、元気づけようとしてくれる。しかし、ネヘレニアの影は着実に迫っていた。氷川神社に集まったうさぎたちをミラーパレドリィが襲撃したのだ。
東映

うさぎたち、Z戦士っぽくなる

タイトルのS戦士って、なんかドラゴンボールのZ戦士みたいなノリになってきたな…。そういえばプリキュアってけっこう肉弾戦が多いけど、セーラームーンってあんまりないなあ。基本飛び道具で弱らせてからうさぎが浄化って流れよね。

プリキュアは顔やお腹は殴られない(ガードするなら良し)という話を聞いたことあるけど、セーラームーンの場合は格闘シーン自体カットされてる感じ。これは同じような考え方なのか、格闘シーン描くのが難しかったのかどっちだろう。

ほたるちゃん急速成長

いきなりおっきくなった…。頭脳の方も大幅アップ。お父さんも子ども預けたら成長しててびっくりだ。しかしこのサターンの持つ威厳。さすが滅びと破壊を司る最強のセーラー戦士。

はるかさんとみちるさんは相変わらずキャッキャウフフ。なんだろう、この二人のシーンに感じる一時の清涼感。しかしほたるちゃんにはるかパパって呼ばせてるのは一体。

安定の衛さんは敵の手中へ

やっぱり敵の罠にひっかかってた衛さん。なんだかシリーズスタートからいきなり佳境の予感。緊張感が続いてていい感じ。

 

===今日の寝かしつけソング===

綺麗な夜空:anger

食育は科学的に考えるべき。というコラムを読む。

乳幼児から高校生まで! 管理栄養士パパの 親子の食育BOOK (専門医ママの本・番外編)

食育は栄養学。道徳だけでなく科学的な視点が必要」というエントリーをRSSリーダーを流していたら発見したのでチェック。

食育は栄養学

作者の方がメインテーマとされているのが、食育は科学的に検証された方法に則って行われるべきであるということ。まあほんとそうですよね。

ネットで色々眺めてみると、なんやかや怪しい情報が多い多い。このインタビューでも言及されてるけど、特定の食材ひたすらプッシュとか果てはホメオパシーとか。そういうので色々治っちゃうんだったらそれが世界的なスタンダードになってるよね。

人は科学で進歩してきた

石器時代から現代において生活レベルが高くなってきているのは、組織を作ることや規範、宗教などの社会的な進歩とともに科学が大きく進歩してきたからです。

安定的な食料生産とか、安全性アップとか(その過程で公害や食品被害などもあったわけだけど)を科学的に分析・実践していくことが豊かな食生活を向上させてきたわけです。なのでそういった蓄積を否定してしまうというのは大いに疑問。

先人の知恵みたいなものも、おそらくは彼らの経験の蓄積に基づいた観察と考察、すなわち科学的な手法によって作られたものなんでしょう。だったらそれを現代の科学的手法で見直すことは何ら問題ではない。

なので食育は栄養学、すなわち科学的な根拠に基づいたものに行われるべきであるとする著者の意見には賛同できます。

厄介なのは一般的に良いとされる道徳観に基づいた(倫理と呼称されることもある)「ちょっといい話」。このインタビューでも挙げられてるけど、昔は良かったけど今はダメだとか、こうした考え方を風化させないようにしましょうとかは理解しやすい面もあるので伝染性も高いんでしょう。先人の知恵も科学的な蓄積に対して奇妙な道徳観が占める割合が増えてしまうことで歪んでいくのではなかろうか。

科学的に、適当に

こういった出処の怪しいものに対する防御法としては、果たしてそれは科学的に検証されるかどうか?とひとつずつ疑ってかかるしかなさそう。

ともあれ自分も弱ってしまったときに怪しげなものに頼ってしまった経験もあるので、これはなかなか笑って済ませられない問題。そうした自分を止めてもらえる人にそばにいてもらうこと、あとはある程度は「適当でいい」と思ってしまうことが必要なんだと思います。

 

===今日の寝かしつけソング===

My Way:yen town band

「ゼンデギ」は今の時代にぴったりの父子SF

ゼンデギ (ハヤカワ文庫SF)

グレッグ・イーガンの「ゼンデギ」を読了したのでレビュー。以下ネタバレあり。

序盤はちょっとしんどい。2章からスピードアップ。

イーガンの新作だ!と喜びながら読み始めてみるも、イランの民主化運動の話がひたすら続いてちょっとしんどくなってくる。著者の感心の高さがあるんだろうけども、あまり自分にとっては興味が薄い部分なので読み進めるスピードも遅くなり、重い重い。

一方で時代が変わり、父になったマーティンとゼンデギに関わり始めたナシムの話が始まると一気にスピードアップ。ここからは一気に読み進めることができました。

もちろん前半部分が無駄だということではなく、仮想人格が生まれてくるまでの考察や、異国人であるマーティンが暮らすイランという場所を思い描くためには必要不可欠。なので序盤がしんどい…と思った方も読み進めてみるが吉。

メインになる技術は「仮想人格」

今作のエッセンスになるのは、バーチャル空間に構成できる「仮想人格」。同じイーガンだと「順列都市」、国内だと神林長平の「帝王の殻」(こちらもまさに仮想人格を巡る父と子の話)が思い浮かぶ。

ただ技術的には実現されていない設定で、順列都市であったように完全アップロードは遠い夢という技術。年初にNHKの特集でも同様の話題を見たけど、今後リアルでもひとつのトピックになる話題なんだろうなあ。

親の記憶を残すということ

さて主人公のひとり、マーティンは妻を事故で失い、本人もガンによる余命を宣告され、残される幼い息子のために自分の仮想人格を残せないかと考えます。

まず考えてしまうのは、自分ならどうするだろうか?という問題。自分も父という役割を生きている以上、リアリティのあるテーマです。結論としては、やはり本作のように不完全なものを残してしまうのは避けるべきだろうということでした。

親が子に「価値観や人生観をどう伝えるべきか?」という問題について、現在のやり方としては手紙やビデオレターなどのただリピートするだけのメディアや、あるいは自分が感銘を受けた本や映画、音楽などの解釈の余地があるメディアを残すという方法があるかと思います。

一方で仮想人格はそれらとは完全に異質で、極めて直接的な方法で自身の価値観を伝えてしまう。コミュニケーションの可能性がある点で手紙とは異なるし、本などのように解釈の余地も大幅に削られてしまいます。

作中でも人格の再現性が大きな課題となっていたけれど、不完全なエラーを起こしうるものを幼い子どもに寄り添わせるのはとても怖いなと感じました。

じゃあ完全コピーならいいのか?という話になりますが、これについてももう少し考える必要がありそう。身体を持たない仮想人格がどう成長するのかといった身体性の問題や、子どもとのコミュニケーションの記憶をどう蓄積していくのかといった成長に関する問題があるように思えます。

同じ問題について、妻にも質問してみると「子どもが新しい家族を作れなくなりそう」とのこと。なるほど、その発想はなかった。バーチャル親と決別する時が来ず、それに依存してしまう可能性も確かにある。

精緻な描写と考察が光る良い作品

というわけで、ゼンデギは色々考えさせられるいい作品。またイーガンのこれまでの作品にも通じるように、専門的な知識を緻密に描くスタイルや、こうした社会的な動きがあるのではないかという考察が随所に書き込まれてます。

おそらくこれからこのテーマは色々議論されていくのでしょうが、その時のためのトレーニングとして読んでも面白いかもしれません。

 

===今日の寝かしつけソング===

あなたを保つもの:坂本真綾

アニメからトーマスに入ったけど、人形劇トーマス怖ぇ

きかんしゃトーマス入門編 ソドー島ツアーへようこそ! [DVD]

トーマスの「ソドー島ツアーへようこそ」を子どもと視聴。レビュー的なものを記すとする。

人形劇バージョン怖ぇ…

うちはこの1年でトーマスを見始めた新参ファンなわけですが、人形劇時代のトーマス怖い。顔がリアルタイムで動かないので表情が固定されたまま喋るのや、その表情もかなり濃いめに作られてるので全体的にエキセントリックな仕上がりに。

セリフも今に比べてかなりトゲトゲしい。トーマスが「起きろよこの怠け者!」とゴードンを煽ったり、ビルとベンがゴードンを海に落とそうと画策したりとかなり殺伐としたソドー鉄道。今以上に危険な鉄道だ。

なんかすごいなあと思いながら見ていると、子どもが怖がって泣き出す。うん、やっぱり怖いわ。

中身は島の位置関係や初期設定を知るのに便利

肝心の内容は、ハロルド(ヘリコプター)が島をエピソードを絡めながら紹介するストーリー。

島内の駅や各機関車の担当線路を知るのに分かりやすくていい内容。あと「ヘンリーのトンネル」とかちらちら出てくる場所について、当時のエピソードを交えながら由来を説明してくれるので最近見だしたファンにも優しい設計。

時間は実質40分くらい。ちょっと見ておいてもらって家事をこなすのに程よい時間。怖くて泣きながら逃げてくるリスクはあるけど。

 

===今日の寝かしつけソング===

DIVE:坂本真綾