まだまだ子どもは2歳にもなっていませんが、今後大きくなったらどんなゲームを勧めたいかということをちょっと考えてみる。
とりあえず条件は、子どもが小学校2〜3年生くらいを想定。ゴア表現はひとまずNG。CEROのレーティングでBくらいまではOK(内容次第ではある)。
まず最初に浮かんだのは「Mother2」。自分は小学生の頃にスーパーファミコン版で出会いましたが、GBA版も購入。3~4周くらいした記憶です。
Mother2ってどんなゲーム?
簡単に言うと、現代風の世界を舞台にした近未来SF。主人公の少年が女の子や友達と出会い、ボスである「ギーグ」を倒すために世界中を旅するゲーム。旅の先々でいろんな人と出会い、助けたり助けられたりして絆を作っていくところが特徴的。コピーライターの糸井重里さんが作ってます。
ドラクエやFFよりも、なぜマザーか?
まずひとつは、主人公たちがほんとの子どもだから。ゲームをプレイする上での没入感というか、ロールプレイをしている感覚は、キャラクターと自分の設定がどれだけ近いかというところが大きな要素だと思います。
その点マザーシリーズは主人公たちがだいたい10歳前後。小学校中~高学年にぴったり。こういうのはちょっと背伸びしたくらいが面白い部分もあると思うので、小学校低学年でもOKだと思います。
もう一つは、ボーイ・ミーツ・ガールな所とジュブナイルな要素がいい感じにミックスされた所。ちょっと気になる女の子と出会って、親元を離れて旅をするって子どもの頃の自分にはとてもワクワクした経験でした。
またドラゴンとか魔王を倒すっていうのも確かに面白いんですが、それよりも現実寄りで、ちょっとSFな所がイイ。なんかこんなことってもしかしたらあるかも、みたいな感じがより没入感を高めてくれます。
マザーの魅力
そして何よりの魅力は、全編通してのシナリオの面白さ。そのあたりを歩いてるモブキャラクター一人一人にまで細かく性格付けされていたり(変な人が多い)、気がついたら世界一周してたり、ちょっと怖いことがあったり(ムーンサイドとか)、とにかく色んな要素が凝縮されたシナリオが最高です。
またゲームシステムも初めてプレイヤーにやさしい。敵とのエンカウントがシンボルとの接触(突然敵に襲われるのではなく、フィールドをウロウロしてる敵に接触すると戦闘開始)だとか、ドラム式のHP(ダメージを受けるといきなり100→50ではなく、100→99→98とだんだん減っていく)だとかは、RPG初プレイだと分かりやすいし、難易度も低めです。
というわけで、まだまだ数年先のことになるけど、ひとまずオススメしたいゲーム第1段は「Mother2」。1はちょっと難しいし、1の要素はほとんど無いのでいきなり2から始めても大丈夫。逆に3は2をやってないと魅力半減なので2からがオススメ。
バーチャルコンソールとかが広まってるから、その年頃になったときもけっこう手軽に購入できるかな。うちはSFC版も手元にあるので、そちらでもいいかも。
===今日の寝かしつけソング===
山崎まさよし:One more time,One more chance