道具なし!幼児の歯磨きをおとなしく済ませる技

幼児の歯磨き、それは食後に訪れる苦行

皆さん育児生活、苦しんでおられるでしょうか。ご飯やお風呂、寝かしつけなど毎日色々大変ですが、その中でも「歯磨き」はトップクラスに入る難易度の高さ。

歯磨きの気配を察すると脱走、捕まえて羽交い締めにしたら絶叫、歯ブラシを口に入れまいと口を開かないなど毎日恐ろしい抵抗を見せてきます。これは最高にしんどい。

うちの2歳児にもいろいろ工夫してきましたが、毎日大暴れ。やっと決定版までたどり着きました。以下、まずはダメだった方法。

ダメだった方法

1.手鏡を使う

何が起こってるか分からないので暴れるのだ、という理屈から、手鏡で口元を見せながら歯ブラシをする方法。なるほど、と思うも1分で飽きて大暴れ。

2.とにかく拘束

情けなど無用。全力で拘束してする方法。磨けるには磨けるけど、お互いストレスがすごい。半泣きなのでちょっと可哀想。

3.歌を歌う

おなじみ、はなかっぱのエンディングテーマのひとつ「しゅわぴか☆はみがき」を歌いながらする方法。ほとんど効果なし。

妻発案の新しい歯磨き方法

今回妻が発案したのが「トーマス歯磨き」。ぬいぐるみやら道具は使いません。

やり方としては、「登場するキャラクターの名前+歯」と言いながら歯磨きをする。これだけ。例えば「トーマスの歯、ゴードンの歯、ジェームズの歯…」(全てトーマスのキャラ)という感じにどんどんキャラクターの名前を言いながら続けていきます。

ディズニーが好きなら「ミッキーの歯、ドナルドの歯…」みたいな感じ。動物が好きなら「うさぎさんの歯、ライオンの歯…」とかでもいいかもしれません。

キャラクターがどんどん出てくるので、それに気を取られるのかぴたっとおとなしくなります。コツとしては

「歯」という言葉をまず覚えさせる

「トーマスの歯…」とやるので、まずはこれが歯だということを覚えさせる必要があります。

親もある程度キャラクターを覚える

キャラクター数が少ないと簡単にループしてしまうので、10個くらいは別のキャラクターを使うのがいいかと思います。子どももたくさんキャラがあるほど気が散るので。

拘束しない

拘束すると反射的に大暴れなので、あえて拘束しない。

つばを飲み込む時間をあげる

途中で適宜つばを飲み込むための休憩をはさみます。歯医者さんとかでも時おりズズズと機械でつばを吸ってくれるのを参考にしました。

歯ブラシは適正サイズを使う

まだ使えるからと、小さいサイズを使うと効率悪いです。歯ブラシに~歳向けと書いてあるので、おとなしくそれに従うのがベスト。

定着まで時間をかける

数回程度ではなかなか定着しません。1週間ほど続けてみて、子どもが「お、なんか楽しいぞ」と思ってくれるまで続けてみます。

という感じ。今では「トーマス歯磨きする人!」と聞くと元気よく「ほい!」の声が。かなりスムーズでストレスなし。気まぐれで嫌がるときもあるけど。

というわけで、子どもの歯磨きタイムの参考になれば幸いです。子育てがんばっていきましょう。

 


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