【真珠腫性中耳炎治療記:2】 大病院での診断編

大病院へ。待合室で揉めるご婦人

いざ大病院へ行ってみる。久しぶりに大きな病院来たけど、なんかデパートのコンシェルジュみたいな人がいる…。院内の案内係らしい。ペッパーだったら嬉しかったな。

それはさておき、とりあえずは聴力テスト。これは地元の耳鼻科でもやったやつ。ピーと聞こえたらスイッチを押す。ピーと聞こえたらスイッチを押す。目標をセンターに入れて….。

骨伝導の聴力検査も済ませて、待合室へ。さすがにご老人が多い。私が最年少かと思ったが、高校生くらいの女子も一人。喋っている人はおらず、テンション低め。

しばらくすると紹介状なしで来た60代ぐらいのご婦人が登場。今日診てもらえないと困る!と看護師さんと揉め始めた。声が大きかったので、内容は待合室中に響く。テンション高め。

ご婦人の話を要約すると、歩けないくらいの目眩があった日があったけど、近くの耳鼻科数軒で異常なしと言われた。でも気になるので診てほしいとのこと。

しかし紹介状なしの場合は一番後回し&場合によっては時間オーバーで診てもらえないケースもあると説明を受けている(入り口から待合室からいろんな所に貼ってある。紹介状がある私の予約も2週間先からじゃないと取れない感じだった)。

「今現在はどうなんですか?」と看護師さんに問われ「今は大丈夫ですけど!」と答えるご婦人。待合室にいる人々の「大丈夫なんかい!」という心のツッコミが聞こえた気がする。

「緊急性がなければ、一度かかりつけの先生に所見と紹介状を書いて頂いたほうがスムーズです」という看護師さんの言葉で決着。ご婦人は怒りながら帰っていく。大変な仕事や…。

手術確定

なんだかんだありながら、やっと私の番。初老の先生。強そう。最初の印象は継続的なおつきあいの際は重視してるんだけど、この先生は良さそう。

これまでの経緯を簡単に話してから、CTのデータを見てもらう。そして実際の耳をチェック。画像を見せてもらったけど、なんかドロドロの血膿がついていて、素人目にもヤバそう

「これが問題になってる真珠腫です(確信)」

見せてくれたのはライトの反射で白く光ってる塊。真珠の輝き。お前が!お前が!

「これは手術でしか治せないので、手術の日程を決めましょう。詳細は入院をサポートする部署があるのでそちらで」

「はい…」

というわけで真珠腫性中耳炎&手術確定です。あーあ。日程は1週間から10日くらい。全身麻酔の手術。初全身麻酔だ。

検査やなんだかんだで診察に2時間くらいかかる。これから仕事である。入院中の仕事どうしよう。

 


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