SF用語の勉強:次元とは何か

ぼやっとしてたSF用語をちょっとだけ勉強してSF見る時に楽しもう的なことをする。今日は「次元」。多少間違っててもご愛嬌。

次元とは、座標を特定するのに必要な座標の個数のこと

中学・高校数学で習ったように、平面にある点の位置を他の人にも分かるように伝えるには、XY(縦・横)軸に設定した数値を使う。X=1、Y=1上の点とか。X=5、Y=8上の点とか。つまり平面で座標を特定するには2軸必要。この「2」というのが2次元の「2」。

一方でCGソフトとか使ってると分かりやすいけど、3次元でその物体の位置を知ろうとするにはXY軸に加えてZ軸(奥行き)を入れた3軸が必要。X=1、Y=1、Z=1とか。つまり座標特定には3軸が必要。この「3」というのが3次元の「3」

なので、軸が2個必要だわ→じゃあこれが2次元か、みたいな感じでその空間の次元を定義していく感じ。

4次元の捉え方は2種類ある

SFとかでは4次元が時間の領域だとすることがあるけど、4次元の捉え方にはもうひとつある。それは4次元以降を空間的に捉える考え方。

ちょっとイメージしにくいけど、点(0次元)を水平にびよーんと伸ばすと線(1次元)になる。次に線をびよーんと水平にずらすと面(2次元)になる。さらに面をびよーんと上(下でもいいけど)に伸ばすと箱型(3次元)になる。最後に箱をびよーんと別次元に伸ばすと私たちが知覚できないもの(4次元の「超立方体」)になる。

仮に4次元方向にもぴょーんと跳べる猫がいたとすると、檻(3次元)に閉じ込めても自由に脱出できてしまう。というわけで同じ4次元でも、物理学、数学、さらにその中の学説などで捉え方が違う。

ちなみにドラえもんのポケットは4次元目=時間ではなく、こちらの数学的に捉えた空間を定義した4次元の方になりそう。

ぶっちゃけ5次元以上はあるのか

数学的に定義したりするのは可能だけど、実際に5次元ってあるの?とすると、よく分からないというのが現状。それを調べてるのがあのCERNの大型ハドロン衝突加速器とか。

次元の捉え方は宇宙の捉え方にもつながってくるので、そのあたりに絡んで並行宇宙とかワープできるかとか、宇宙の仕組みとか色んな説がある。

 

分かったような、分からないような。

 

===今日の寝かしつけソング===

ポーリュシカ・ポーレ:origa


コメントを残す

*

CAPTCHA