Life is Strangeは女子高生タイムリープものの新しい名作

Soundtrack Life is Strange Cover partie 1

週末を利用してライフイズストレンジ

ちょっと時間が作れたので、土日にエピソード1が無料だったのでダウンロードして放置していたライフイズストレンジ(steam版)をプレイ。

エピソード2以降は面白かったらクリスマスセールで買うかぐらいに思っていたら、続きが気になって即買い(1700円弱)してしまった。ミステリな物語なので続きが気になってしょうがない。

結局トータル16時間でクリア。5話構成なので1話3時間弱くらい。子育てに忙しいオタク親にもぴったりだ!

ジャンプしなくてもタイムリープ。ただし鼻血が出る。

日本人オタクでタイムリープと聞いてまず思い出すのは「時をかける少女」、ちょっと捻って「タイム・リープ あしたはきのう」だろうか。それらと同様に、今作も主人公は女子高生。田舎にある共学の高校とその周辺が舞台です。

やっぱり時をかけるのは海外でも女子高生。しかしこっちはジャンプしなくてもリープできます。ただ能力を使うと頭痛と鼻血。画面も赤黒くなって、すっごい辛そう。

プレイ中は過去数十秒程度なら任意に時間の巻き戻しができるけど、このタイムリープのペナルティが可哀想なのであんまり使ってあげたくなってしまう。

キャラクターの痛みを共有する仕組み、またタイムリープは(なんとなく)いけないことだと思わせる仕組みがとてもうまく働いている。

空気感と音楽が秀逸

またこのゲームで最も優れているのは、アメリカの高校に漂う空気感。こういうのを自然に感じさせるのはすごいと思う。あー、これグリー(アメリカの高校の部活を舞台にしたドラマ)でやってた雰囲気に似てる、とか海外ドラマ知識があるとなお楽しいかも。

また各エピソードのOPやEDまわりで流れる音楽をはじめとしたBGMが秀逸。全体の穏やかな雰囲気を壊さない。主張しないBGMなのでストーリーやプレイに集中できる。

百合ゲーとしての側面も

まったく予期してなかったけれど、途中から急に百合ゲー要素が加わってきます。終盤もそういう描写あるし、狙って作られてるのかな。

まあ主人公と親友でキスできちゃったりする選択肢もあるわけですが、選択肢を世界中のプレイヤーがどう選んだかが%で見られる機能も有り。おまえらも好きだな!ということが分かります。

ちょっと気になったところ

一番違和感があったのはプレイ中のプレイヤー視点。主人公の右側少し後ろというあまり慣れないタイプ。長時間やって酔いました。1エピソード終わったら休憩挟まないと辛い。

あとは時間の巻き戻しでちらほら発生するフリーズ。重要な選択肢をやり直す際に時間を巻き戻すと、自分は動けるけど世界が止まるという現象が3回発生。アイテムだけ宙に浮いてたりとかなりシュール。

ちなみにスクエニということで嫌な予感がしたが、日本語音声&字幕は無料DLC。トゥームレイダーでああいう売り方になるとずっと言われることになるという。

ともあれ優れた女子高生SFミステリ

しかしそうした気になるところを十分カバーする脚本や雰囲気。これで1,700円は安い。買い。

女子高生&SF&ミステリ、という強力な組み合わせをぜひ体験すべし。


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