七つの海のティコ

七つの海のティコ:第34話「帆をあげろ!! 大追跡ヒカリクジラ」レビュー

ナナミたちはゲイルの助けで、何とか大王イカを追い払った。そしてスコットは海底の調査を再開し、ついに目的のヒカリクジラを発見する。ところがヒカリクジラはものすごいスピードでその場を泳ぎ去り、さらにそれを追うように、たくさんの魚や海鳥たちが移動し始める。ペペロンチーノ号はその群れを目印にヒカリクジラを追跡するが、途中の海上でシロナガスクジラの大群に囲まれてしまう。
bandai visual

ついに始まったヒカリクジラ大追跡。ヒカリクジラ早え…。調べてみると、世界最速のクジラで時速60キロくらいらしい。これより早そう。ちなみにシャチは時速80キロ。あれ、ティコだけなら追いつくか。

そして現れるヒカリクジラを護衛するようなシロナガスクジラたち。こんなのに当たったらボロ船ひとたまりもない、となりつつも追跡続行。しかしあえなくエンジン停止。スコットさん自重。

どうしたものかというところで、最近は冴えた小話でクルーをげんなりさせていたジェームズさんから帆を張るアイデアが。いいです、こういうローテクでなんとかしよう的な発想。ふとエヴァの「静止した闇の中で」回を思い出す。機械がダメなら人の手でなんとかするんだ!

そして一行はなんと南極へ。北極から南極、いよいよ最終局面へ。

 

===今日の寝かしつけソング===

Melodies Of Life:白鳥英美子

七つの海のティコ:第33話「スコット応答せず!! 悪魔の棲む海」レビュー

目的の海域では、スコットが自らスクイドボールに乗って調査を続けたが、光る生物は見つからなかった。ところがある晩遅く、ヒカリクジラの骨が突然まばゆく光り出し、ナナミも海面の巨大な光に気づく。しかし光の正体は探し続けたヒカリクジラではなく、全長20メートルにも及ぶ巨大な大王イカだった。そしてイカは、エサ場に現れたペペロンチーノ号を獲物と思いこみ、攻撃をしかけてきた!
bandai visual

骨が超光ってる!これは遂に来た、残り話数的にも!と思いきや今回はイカだった。「ふしぎの海のナディア」でオウム貝に襲われるノーチラス号をちらりと思い出しつつ視聴。しかしやっと生きてる光クジラをしっかり確認できて良かった。ここまで長かった。

イカはどうもスクイドボールの探査音波に引き寄せられていた模様。ここでふとパトレイバーで廃棄物が探査ビーコンで引き寄せられていたことをちらりと思い出す。廃棄物シリーズは漫画が一番面白かった。

イカはかなり凶暴で、ペペロンチーノ号最大のピンチ!というところでまたゲイルさんがやってくれたぜ。キャラクターの濃さといい、おいしいところで登場といい、かなり愛されてるなあ。でもあっという間に退場。

そして遂にヒカリクジラをいい感じに見つけられそうな雰囲気に。次回は逃げるヒカリクジラの大追跡!

 

===きょうの寝かしつけソング===

しっぽのきもち:谷山浩子

七つの海のティコ:第32話「シーラカンスの海へ 光る怪物の謎」レビュー

コモロ諸島を訪れたナナミたちは、ゲイルの案内で光る大きな生物のことを教えてくれる人物のもとへ向かう。その人はゲイルの古い知り合いで、酒場を営むアンジュアンという男だった。アンジュアンの話では、沖合のシーラカンスがすむ海域で光る生物を見た漁師がいたらしい。その情報が、わずかでもヒカリクジラを追う手がかりになると信じた一行は、さっそく目的の海域に出発するのだった。 – Bandai Visual

遭難した二人をなんとか回収したペペロンチーノ号。ゲイルさんの若干不安なソースからヒカリクジラ追跡を続行!

前回シェリルさんに飛行機を破壊されたゲイルさん、飛行機弁償してもらっても良かったんじゃ…。なんという漢…。そして一人ペペロンチーノ号をクールに去るのだ。

一方ルコント博士はベネックスさんの勧誘で南極へ。ベネックスさんの声、セーラープルートの方と一緒なんですね。丁度セーラームーンも見直してるのでなるほど一緒だわという感じ。しかしルコント博士も明らかにノセられてしまってるところが何とも。

ヒカリクジラは結局おらず。シーラカンスやった。3億年以上前からほぼ形が変わらないってすごいな。こう見ると人間って周囲の環境をガンガン変えて、それに適応していくという特殊な性癖を持ってるということを感じる。

次回はスコットさん大変?30話を過ぎそろそろ佳境へ!

 

===今日の寝かしつけソング===

レッツ・マイトガイン!!:露湖藻雷蔵

七つの海のティコ:第31話「シェリルとスコット 無人島の一夜」レビュー

TV未放映のティコ31話

ナナミたちはシドニーで再会したゲイルとともに、ヒカリクジラの手がかりが待つコモロ諸島へ向かった。その島の沖合には光る大きな生物が現れるという話だった。目的地への途中、シェリルは面白半分でゲイルの水上飛行機を動かしてしまう。その様子に危険を感じたスコットはあわててシェリルを助けようとするが、飛行機は着水に失敗して爆発。ふたりは近くの無人島に流れ着いてしまう……。 – Bandai Visual

野球中継?でテレビ未放映話。意味深タイトルが未放映というのはなんともいいですね。

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七つの海のティコ:第30話「永遠の美しさが手に入る 奇跡の卵」レビュー

スコットの学会出席のために、ナナミたちはオーストラリアのシドニーに上陸した。そしてナナミとトーマス、アルは野生動物の観察に出かけるのだった。その途中でナナミたちは、カモノハシの巣から卵を盗む密猟団を見かける。彼らを懲らしめようとしたナナミたちは密猟団のアジトに乗りこむが、反対にあっさり捕まってしまう。しかしこのアジトでは思いがけない人物との再会が待っていた。 – Bandai Visual

スコットさん学会出てる!学会って研究機関に所属してないとしんどそうだけど、スコットさんはそれだけ優秀なのね。そしてかつての同僚にも再会。スコットさん愛されてるな。

密猟団のカモノハシの卵って大丈夫なのか…。食べたりしたら病気になりそう。ちなみに動物園とかで見たことないなあと思ったら、日本では飼育事例なしだそう。見た目はかわいいなあ。毒があるけど。

そして遂にゲイルさん来た!ゲストキャラかと思いつつ、この大活躍。なんかアメリカ映画に出てきそうなお調子者キャラがすごい好き。相変わらず微妙なチンピラ具合ですが、そこがいい。石丸博也ボイスもたまらんね。

ジェームズさんは今回も大変。ペペロンチーノ号一番の苦労人はまさにこの人。

そして動き出す南極財団。やっとストーリー動き出してきた!

 

===今日の寝かしつけソング===

unsteady:林原めぐみ