うちの子(男の子)が2歳前後でハマった絵本をご紹介。何かの参考になればいいよね。
しっかり絵本を理解し始めたのは1歳半ばくらいから
読み聞かせをして、なんとなく物語を理解してるのかなと感じ始めたのは1歳半ばくらいから。それまでは話を聞かずに本叩いたりページめくりまくったりとおもちゃ的な扱いでした。物語を理解し始めると、発音しやすい言葉を真似たり食い入るように絵を見たりし始めて、読んでる側としてもちょっと楽しい。
ただ今もテキストが多いものは飽きが早いのか途中で立ち上がってどこか行ってしまったり。1ページに2~3言くらいが限界の模様。というわけで、今回はそのあたりを意識したセレクト。
しろくまちゃんのほっとけーき
名だたる名作、しろくまちゃんのほっとけーき。気に入ったのかしょっちゅう読んでくれと持ってきます。色合いもちょっと洋風、テキストもかわいいので大人が読んでも楽しい。性別問わずなのでギフトにもいいのではなかろうか。
おはよう おやすみ
片面がおはよう、反対からひっくり返して読むとおやすみの2編構成。動物たちの目覚めと就寝を描いたおはなし。話がシンプルで理解しやすいみたい。おやすみからの寝かしつけへのコンボが使えるので、寝かしつけ前の締めにもぴったり。
だるまさんシリーズ
個人的に絵柄が若干好みではないが、子どものウケはばっちり。ダルマがかなりインパクトのある絵柄で身体の部位とかを教えてくれる話(ストーリーは特にない)。「手」とか「目」とかを覚えたのはこの本から。子ども的にはかなりインパクトのある見せ方をしてもらった方が分かりやすいということもあるのか。
14ひきのシリーズ
ねずみの大家族のお話。2ページ見開きでがっつり書き込まれた自然がとても優しい絵柄。細かな部分を見ながら、ここにトカゲがいる!とか話しながら読むのが楽しい。テキストもシンプルで、読み手にけっこう自由を許してくれてる感じがする。自分も子どもの頃に読んだ記憶があるので懐かしい。
くんくんいいにおい
色んな物をクンクンする話。子どもが好きなもの、日常に接するものがいっぱい描いてあるので実生活と関連付けたりできる。絵柄も個性的だけど下手に媚びてない感じがいい。日本の最近の絵本って、なんか変にかわいくさせてるような感じのものがあったりしてちょっと微妙なものがあるけど、これはとてもいい感じ。
面白い絵本、面白くない絵本
色んな絵本を読み聞かせてきて思ったのは、面白い絵本はテンポが良く、子どもが引っかかる要素がたくさんあるものだと気づきました。一方で面白くない絵本は文章や展開のテンポが悪くて読みづらかったり、子どもも反応が薄かったり。これらは妻も同意見。
あと、ストーリーは別に教訓めいてたりオチがあったりする必要は全然ないということ。淡々と「こういうことがありました」とかでいい。スパイスが入るとしても、そこにちょっとびっくりする・変なことが入ってる程度で十分。
まあこれは面白くなかったね、という経験も大事だと思うのでこれからも色々一緒に読んでいきたいと思います。もうちょっと語彙やら増えてきたらぐりとぐらとかかな。
===今日の寝かしつけソング===
サリーのビー玉:新居昭乃