なんだろう…このエクシードラフト感。
今期スタートで現在見続けてるアニメ、アクティブレイド。なんだろう、この決してヒットすることはなさそうだが、30代の自分が感じる懐かしさは。
しばし考えてみて至ったのは、子どもの頃に見ていた特撮たち。パワードスーツ、警察組織、列車型の指揮車、敵と格闘戦。思い出すのはエクシードラフトやソルブレイン、仮面ライダー(G3とか)。
キャラデザもなんだか古めかしい。90年代後半風のキャラクターたちが動いているのを見ていると、あの頃に戻ったかのような気分になってくる。特にOPのナレーションはパトレーバーを思い出す。いい。懐かしい。おっさんホイホイである。
というか脚本は荒川さん。わたしらの子ども時代がっつりの人や…。
設定は面白いけど、敵役がキツイ
指揮車が線路とか、パワードスーツを現場まで射出するとかの設定は面白く、超未来という感じでもないあたりが心落ち着く(赤い方は小さな羽根でビュンビュン飛び回ってるけど)。
第八も警察のお荷物組織ということで、特車2課第2小隊を彷彿とさせる。出動や武装の使用にもいちいち決裁が必要だったり、関係省庁へ通達が必要だったりと、あくまで組織の一部門であるという設定も面白い。
一方でどうも鼻についてしまうのが、敵役の青年ミュトス。なんか、こういう超スペックの世の中斜めから見てる若者悪役はもう食傷気味。言動や発言も見ていてキツイ。彼が出てくると、早くこのシーン終わらないかなと思うくらいしんどい。
このアニメの理想の敵は、アホで愛すべき敵
この新しいけど懐かしいアニメに必要なのは、やはりアホな敵。そう、アホな悪の組織だ。幹部たちがいがみ合ってて(3神官みたいに仲良しでもいいけど)、ガハハハとか馬鹿め!とか言っちゃうような感じ。で、毎回犯罪係数高そうな人を唆して悪事を働くけど、失敗してギャフンと言うようなのがいい。
そうなればもっと心おだやかに楽しめそう。警察アニメとなると、最近だとやっぱり真っ先に浮かぶのはPSYCHO-PASS。これとは真逆のものが見たい。もっとベタに!もっと熱く!
というわけで今後も期待
というわけでアクティブレイド、今後も継続して見ていく。願わくばもっと見終わってカラッとする感じになればいいなあ。