2015年 6月 の投稿一覧

子どもが生まれたので生命保険。選んだ時に注意したこと

MASTERキートン 1 完全版 (ビッグコミックススペシャル)

一定期間内に加入者が死ぬか死なないかに金を賭けあうビジネス……すなわち生命保険です。
平賀・キートン・太一 -マスターキートン

というわけで、子どもが生まれたので生命保険に入ろうとした時に注意したことを備忘録として記録。

保険に入ろうと思った経緯としては、周囲の人たちから学資保険に入っておくべきとのアドバイスを受けて各社比較+ついでに生命保険についても調べてみるという流れ。

各社見積もり出してみましたが、うちはソニー生命を選択。ソニー生命はテレビCMでもやってるように、ファイナンシャル・プランナーの有資格者が担当になって、まずは老後までのライフプランを考えてから適切な保険の組み合わせを選んでいくという形になります。

ソニー生命で良かったこと

一番のメリットは、じっくり話し合う時間があったこと。ぶっちゃけ契約に至るまでに4回くらい訪問(各3時間くらい)があって超面倒なんですが、それまでもやっとしてた人生設計をしっかり考えるいい機会になりました。

このへんはネット世代的に「人的コストが大きくなるから保険も高くなるんじゃないか、自分でネットで調べてネット窓口で契約するぜ」と思ってたんですが、それをしなくて良かったと思います。やっぱり疑問を即解決できる場があることや、知識を蓄える機会があったことは大きなメリットだと思います。

あとヒアリングは夫婦同伴が原則みたい。月々払いなので忘れがちですが、トータルコストは数百万になるのでこのへんも大事。

ソニー生命で良くなかったこと

一番は、うちのあらゆる情報を握られること。特に年収含めて貯蓄などの経済状況を知られることは大きなデメリットだと思いました。契約後に何度か新商品(明らかに利率の悪い貯蓄型商品)買わないかみたいな連絡があったりと、そのへんが面倒。ライフプランニングと表裏一体の話なんで、このあたりは難しいところですが、いらないものはいらないと言える人でないとダメかも。

あとは保険屋さんと対面がっつりなので、きつい人が担当になるとしんどいと思います。チェンジってできるのかな。

保険に入る場合は勉強は必須だと思った

保険に入る上で、あらかじめ保険に関する勉強は必須だと思いました。保険に入る際に一番気になるのは、このオプションはいるのか?みたいなことだと思います。うちの場合はこのあたりは統計データを参考に判断しました。不安とかって何が不安かというと、ぼんやりしてるから不安。数字で実態を見ると、この数パーセントの確率にヒットするのはしょうがないだろうくらいの感じで判断できるようになりました。

勉強の本には色々あるかと思いますが、うちで一番参考になったのは山崎元さんの「超簡単 お金の運用術」でした。新書なのでさっと読めます。

保険がメインじゃなく、投資を主体とした本ですが、冷静なお金の使い方について知ることができる良著です。生命保険・学資保険について言及あり。

担当者と契約するのではなく、会社・仕組みと契約する気持ち

うちで一番注意したのは、このこと。契約する際には担当者の人柄が大きな影響を与えてきますが、私たちが契約するのはその担当者じゃなくて保険の仕組みです。来年辞めてしまうかもしれない担当者のために不要なお金を払う必要はないし、契約は数十年にわたる以上はドライに考える必要があります。

あと例によってこれまで会ってきた契約者たちの悲惨な例(入ってれば助かったのに系)とか、自身の経験からのオススメ系といった話が出てくるかもしれませんが、これらは無視。ていうか不安を煽ってくるのは最悪よね。そんな怖いことは嫌だって言うしかないし。

あと保険会社の資料は、当然保険会社の都合のいいように表現されてるので注意。全部嘘だ!というのはどうかと思うけど、そのデータだけ見るのは危険かも。ちょっとググれば色々出てくるので、あらかじめ読んでおいて損はないかと思います。

うちの場合はあらかじめPCに疑問点をまとめておいて、ノートPC持参で担当者と面談。気になったことはその場でググって質問するみたいな面倒なお客さんでした。自分がやられたら超嫌だね!

リスクヘッジできない部分だけを保険で補う

あとはこれ。結局保険って、もし発生したら自力でどうにもできない部分にのみ使うもの。例えばシンプルなのは自動車保険。事故で誰か傷つけたらおそらくほとんどの人が自力カバーは無理なので入ります。

一方で生命保険は、そのあたりがちょっと複雑。個別の家の事情も入ってくるし(幾ら保障がいるかとか)、カバーするための他の方法(公的な補助とか)が色々あったり。なので自分の家のポテンシャルを把握した上で、それでも自力カバーできないと判断したとこだけ入るのがいいのではないかと思います。

結局うちが選んだのは掛け捨て・子どもが独り立ちまでプラン

結局うちが選んだのは、子どもが大学卒業(予定)年までの掛け捨てプラン。契約初年度が最高額で、年が進むにつれて保証金額が低減していく感じです(支払いも低くなっていく)。

学資保険も一応プッシュありましたが、こちらはリターンががっくりなので辞めました。インフレ率・期待リターン・原資とかも考えて、こちらは相当額を投資信託で運用中。原資割り込んだらすまんな息子よ。

 

とまあこんな感じです。誰かの何かのお役にたてたらいいなあ。というかとりあえず山崎元さんの本を読むのがいいと思う。

 

===今日の寝かしつけソング===

Blue Flow:Heart of Air

積んでたセーラームーンTVシリーズをSSまで見終わった。

美少女戦士セーラームーンSS 音楽集

関西地方では、ちょっと前までセーラームーンシリーズをファーストシーズンからスターズまでひたすら放送するというのをやってました。懐かしい!ということで、録画したはいいものの積んでたわけですが、この度スーパーズまで視聴終了。

一応リアルタイム世代ですが、しっかり見てたのはファースト〜SSの中盤くらいまで。なんかSSの後半とスターズは離脱しちゃったんですよね。

なんで当時SSまでで見るのをやめちゃったのか

15年くらいの時を経て、なんでSSの中盤で見るのやめちゃったか分かりました。SSはちびうさ推しがすごかったんですね。ファースト〜R〜Sは、5人のセーラー戦士やウラヌスたち外部太陽系戦士たち、つまりその頃見てた年齢よりちょっと上のキャラたちがメインでした。一方でSSは完全にちびうさ&ペガサスメイン。襲われるのも幼児などの子どもが多くて、なんかのめり込めない。

今見返しても、やっぱりここまで3シリーズを通して愛着が湧いてきたキャラクターたちの描写が減ってしまうのはちょっと魅力減でした。あとSで多かったちょっとはっちゃけた演出やキャラクター(教授たち)があまり見られなかったのも残念。序盤のホークアイたちがいたころはすごい良かったんですが、アマゾネスカルテットになると、うーん。

ここまでで一番面白かったのはやっぱりS!

シーズンごとで分けると、一番面白かったのはやっぱりS。5人のキャラクターを深堀りしたり、ウラヌス・ネプチューンといった個性強い新キャラクターたちの登場、敵もすごい魅力的と見所たくさん。

演出もすごくいい。ダイモーンの不気味さ(製造工程とか)やほたるちゃんの2面性の描き方なんかは見ていてとても感心しました。このあたりウテナとかピングドラムに通じてるなあ、というシーンもたくさん。

亜美ちゃん派から美奈子ちゃん派へ

見返して驚いたのは、美奈子ちゃんてこんなアホの子だったっけということ(海外経験があるので、語学だけは優秀)。性格的にもかなり大雑把で行き当たりばったりと破天荒。

そして当時は俄然亜美ちゃん派でしたが、30歳を越える今は美奈子ちゃん派に。なんだろう、最近こういうのけっこうあるなあ(レイ→アスカとか)。なんか元気でますね、美奈子ちゃん見てると。自分だけ美しい心が狙われないのはおかしい!となってわざと狙われる回は爆笑。結晶を取り出されて動けたのはこの娘だけなんじゃ…。

一番印象に残っている話は、ファースト最終話

一方で印象に一番残っているのは、ファーストシリーズの最終話。ダークキングダムを相手に散っていく仲間たち、そして最後一人で戦ううさぎというストーリー展開はすごいインパクトがありました。

特に普段の能天気なうさぎと、戦いに恐怖するうさぎの対照も良かった。いつものうさぎは夢見るちょっとアホな子ですが、実際に仲間(友達)が死んでいく中で、どんどん恐怖が高まっていく。最後の決戦に挑むうさぎは、なんかこう死を覚悟している感じもあって悲壮感がすごい。

そしてRはセーラー戦士たちはこれまでの記憶を消された状態でスタートするんですが、うさぎは記憶を取り戻させることに躊躇。フォーカスされることはほとんどないですが、戦いでは死ぬこともあるんだから当然よね。

というわけで現在はスターズを視聴中。外部太陽系戦士たち復活!ていうかこの人たちはSSでは何してたんだw

 

===今日の寝かしつけソング===

月と太陽のめぐり:久川綾

Falloutが好きなのでMADMAX見てみる…って世紀末感ないじゃん!

マッドマックス [Blu-ray]

Falloutに影響与えた映画として有名なマッドマックス。今まで見たことなかったんですが、Huluに来てたので見てみる。ちなみに新作が出るとかで現在フィーチャーされてるらしい。

以下ざっくりネタバレあります。

あれ、世紀末感が全然ない。。

一通り最後まで見てみるも、世紀末感(ヒャッハー!)が全然ない。なんか悪い暴走族はいっぱい出てきますが、モヒカンもいないしスパイクアーマー着てる人もおらず。ていうか町とか普通に綺麗。核の汚染など話題にものぼらず。

人間も普通の人たちばっかりで、ウェイストランド人的な人もいない。巨大ゴキブリもいない。凶暴な熊もいない。

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七つの海のティコ:第29話「ナナミの冒険 チョウの舞う島!」レビュー

ペペロンチーノ号は補給のため、ニューブリテン島に立ち寄った。ここでナナミは、ベンとハロルドのふたりと、ダニエルたちのケンカに出くわす。ナナミがベンに事情を尋ねると、ミイロタイマイという貴重なチョウのことが原因だという。そこでナナミはベンとハロルドをミイロタイマイがいる隣のグリッター島の探検に誘うのだった。ナナミたちはティコの背中に乗って島へとやって来たが……。- Bandai Visual

まだか、ヒカリクジラの話はまだなのか。

今回は久しぶりの陸の話。ナナミの子供同士のやりとりってほとんどないので(トーマスはいつの間にかアル担当みたいになってるし)、珍しいといえば珍しい。

が、やはりちょっと本筋と離れた話が続いているのでダレてきた印象。

ゲストキャラの声優さんでも調べてみようか、と思い立って調べてみると、ダニエル役は高戸靖広さん。セーラームーンのアルテミスだ!セラムンはちょっと前にローカル局の再放送をやっていたので視聴中(だいぶ積んでいる)。こちらもまたレビューを書こう。

次回はゲイルさん来る!?

 

===今日の寝かしつけソング===

ガリレオの夜:三重野瞳

ネコと暮らすためのマウスとキーボード

全世界のネコと暮らす人々が直面する問題、それはキーボードとマウスをイタズラされること。

ちょっと離席した隙にキーボードを占拠。そして画面には意味不明文字列、PCからは警告音。またはマウスを操作しているとケーブルにじゃれついたり、気に入らないことがあるとテーブルからマウスをバシッと落とす。さらに細いケーブルだと噛みちぎられたりと、パソコン周辺機器とネコとはとても相性が悪い(ネコ的には良い?)です。

我が家もこれにはかなり悩まされました。特に子猫の時は遊びたい盛りなので大変。PC使用中に寄ってきたら追い払うということもやってみるも、怒って襲い掛かってきたりとダメ。

無線化したらちょっと良くなった

そこでとった選択肢は、マウスとキーボードの無線化。ケーブルがなくなるとマウスにじゃれついてきたりもなくなり、キーボードは電源をオン・オフできるものを選んで、離席時はオフにするようにしました。

注意点は、キーボードのキーの高さと電源スイッチの位置。キーが低い、薄型キーボードみたいなやつだとキーを剥がして取るという遊びを見つけられたのでNG。爪がひっかからないくらい薄いやつがオススメ。また電源スイッチが裏側にあるようなやつだと、オンオフが面倒なので、上面についてるのが良いです。

マウスについては、落とされたりなんかもあるので丈夫なやつがおすすめ。1,000円切ったりな安いやつだとすぐ壊れちゃうかもです。

とりあえずうちで使ってるもの

キーボードとかマウスの専門会社、ロジクールのキーボード&マウスセット。2,000円前後とわりと安めですが、上の条件は備えてます。

使いやすいマウスとかだとこっちもいいかも。ちょっと高いけど。マウスの方は持ってますが、手に吸い付いてくるみたいに使いやすいです。

ネコの抗議

一方でコードレス化に抗議したのか、微妙な位置に陣取るうちのネコ。

[モニター]
[キーボード]
[ネコ(座ってこちらをガン見)]
[私]

というキーボードと私の間の絶妙なポジションを占拠して邪魔してきます。こういう時はしょうがないので、頭を少し撫でてご機嫌をとりつつ、キャットタワーにお引取り願ってます。

ともあれ猫とパソコンまわりでお困りの方への参考になれば幸いです。

 

===今日の寝かしつけソング===

降るプラチナ:新居昭乃