2015年 5月 の投稿一覧

映画、LOOPERを見たのでレビュー。

huluでSF映画を漁っていると、ジャケットが見た感じSFっぽかったので見てみる。

LOOPER/ルーパー [Blu-ray]

すごく端折ったあらすじ

未来では殺人すると死体処理が大変なので(なんか追跡システムが発達してるらしい)、タイムマシンで過去に送り込んでその時代に契約した殺し屋(ルーパー)に殺人・死体処理を依頼するというのが闇社会の仕組みになっている近現代が舞台。

主人公はそんなルーパーの一人。ある時いつもどおり殺しの仕事に向かうと、未来から送られてきたのは30年後の自分だった…。

感想。設定が練られていてとても面白い。

タイムリープものということで、時間移動をばんばんしながら過去改変という話かと思いましたがそういうのは一切なし。舞台は現代で固定です。というか現代にはタイムマシンはないので、未来に行ったりとかはできないっぽい。

そしてとにかく設定がよく練られている印象でした。実際にこういう設定だったらどんなことになるか、ということが細部にわたって考えられてます。主人公の友達のルーパーが組織に追われるシーンなんかが特に面白い。

そしてヒロインは安定の甲斐田裕子。気が強そうな女性にぴったり。

ちょっと気になったところ

全体のテーマに対して、超能力要素がちょっと唐突。モノローグだけでなくもう少し序盤からストーリーに馴染ませてあると良かったような気がします。

SF好きにはオススメ

というわけで、トータルで見ると面白い映画です。やっぱりSFってこういう設定だと生活とか考え方はこう変わるみたいなシミュレーション(空想)だと思うので、こういうしっかり考え抜かれた映画は面白いです。

ただ直接的ではないですが、子どもを殺すシーンがあるのでそういうの弱い人は注意。

ちなみにこのおっさんはブルースウィリスに似てるなあと思いながら見てたら、ブルースウィリス本人でした。吹き替え版で見たので、どうも野沢那智ボイスでないと違和感が。なお吹き替えは中村秀利さんという方。調べてみると、リューナイトのギルツ役か!こちらも既に亡くなられている模様。

この映画が現在配信中かは分からないけど(時期によって配信してないときもある)、お試しもあるしhuluがわりとオススメ。

===今日の寝かしつけソング===

新居昭乃:ターミナル

80cm級の巨人を食い止めるベビーゲートを探す

子どもも2歳になり、とっとことっとこあらゆる場所に侵入しては色んなものを引っ張りだしてくるイタズラが激しくなってきました。特にキッチンはお気に入りで、冷蔵庫開けたり引き出し漁ったりと大暴れ。そんなキッチンに侵入して悪逆の限りを尽くす息子を食い止めるべく、ベビーゲートを探すことに。

ベビーゲートに求める条件

・場所的に壁と壁に突っ張らせて固定するタイプはNG
・横幅は90cmくらい
・身長80cm~でも食い止められること
・腕の力がついてきたので、自力で動かせないこと

検討したもの

色々探した結果、日本育児というところが出してるこれ一択でした。

ポイントは、底面が広くとってあるので動かそうとしても子どもの自重で動かせないこと。また揺さぶられても倒れたりとかの心配も無さそうだったこと。ただちょっと値段が高い。

レビュー

本体は丈夫に作ってあるのでいささか重い。スペック表では4.2kg。ただ畳めるので収納する時にはそんなにかさ張らない、が、常時出してるので収納することはない。

問題の子ども侵入ガード機能は今のところ全然問題なし。動かそうと試みてますが、自分が支え部分に乗ってやろうとしてるので全く動かせず。馬鹿め!キッチンに入れなくなって奇声をあげて抗議してますが、しばらくすると慣れました。

ただ猫が横の隙間から出入りしてるのを見て、隙間の荷物をどけて経路を確保、のそのそ潜り込んで侵入してくる事件が発生。君はラピュタのパズーか。

そちらの経路は塞ぐとして、ゲートの方は何歳くらいまでいけるだろうか…。しばらく様子見です。

 

===今日の寝かしつけソング===

Hitomi:Over the sky

残響のテロルを今頃ながら見終わったのでレビュー

撮ったまま放置していた残響のテロルを見終わりました。いやはや、もっと早く見れば良かった。見始めたら一気見でした。

残響のテロル 1(通常版) [DVD]

 

かなり面白かった

感想としては、ひとこと「面白かった」。ストーリーとしてもよくまとまっているし、最終回で「きちんと」終わらせているところがとても良かった。最近は続編制作のためなのか変な余韻を残そうとするアニメが多いような気がしますが、それがなかった。見終わった後の静けさがとても心地いい作品でした。

作品が扱う要素としては、けっこう古典的なものの組み合わせ。核爆弾とかデザイナーズ・チャイルドとか。真新しい要素は特にありませんでしたが、それぞれが上手く組み合わさっていて違和感はなし

ちょっと物足りなさを感じたのは、1~3話あたりに多かった情緒的な演出が話が進んでいくに従って薄れていったこと。テロ計画が淡々と進んでいく過程にもう少し盛り込んで欲しかったなあ。

あとはリサとお母さんの関係。家出しちゃってから全然触れられないのでそのあたりの決着を見たかった。

安定感のあるスタッフ

監督は渡辺信一郎、音楽は菅野よう子とカウボーイビバップコンビが自分にとってはかなりツボでした。OPとEDもかっこいいと思ったら、作曲は菅野よう子だったのね。

また作画が崩れるということもなく、安心して見られます。個人的にはここがかなり重要。

あと主人公の一人を演じてる、石川界人さんが良かった。ガルガンティアで知った方ですが、落ち着きのあるいい声でキャラクターにもしっくり合ってます。まだ21歳とのことですが、これからが楽しみ。ああ、ハイキューの飛雄君も彼なのか。

まとめ

話数も全11話とコンパクトなので、忙しい人にもオススメ。中年刑事が活躍するので、おっさん好きにもオススメです。

 

===今日の寝かしつけソング===

Aimer:誰か、海を。

子どもが生まれてからオタ生活で変わったこと

子どもが生まれると、生活が一変します。基本は子どもが最優先。趣味とか自分のために使える時間が激減します。私のオタクとしての生活も、子どもが生まれる前と後ではだいぶ変わりました。大きな変化をまとめてみます。

ゲーム・アニメに費やす時間が激減した

一番はやっぱりこれ。これまでは休みの日にはゲームを4~5時間とか、撮りためたアニメを一気見とかしてましたが、これが時間的に無理になりました。好きだったMMOもこれが理由でやらなくなりました。

また平日も寝る前にちょっとゲームなんていうのもほとんどなくなりました。うちは保育園に平日は預けてますが、夜は寝かしつけ、なんやかや保育園の準備(布おむつ洗ったり、翌日の用意とか)、散らかったおもちゃ片付けたりとか、時間は色々とられます。全部終わったら、もうこんな時間か…寝るか…みたいな感じ。

なので見るアニメも選別がけっこうシビアに。今まで「流行ってるから押さえとくか」みたいに見てたアニメは見なくなりました。

ゲーム・アニメを途中中断しないとダメなことが多い

これまではアニメ見たりしてる時とか、途中で邪魔が入るのが絶対に嫌で見始めたら最後まで集中して見ないと気がすまないという感じでしたが、これも変わりました。

しめしめ寝たぞ、アニメ見ようと思ってアニメを見始めても夜泣きで起きてきたりということもしばしば。そうなったら振りきって見続けるということは無理。クライマックスに入ってるとか、あと5分で見終わるとかでも中断して子どもの面倒をみないとダメです。個人的にはこれが最初の頃は一番のストレスでした。

見るアニメが変わる

朝のNHKアニメとかを見るようになりました。はなかっぱとか、まあ子どもいなかったら見なかっただろうアニメとか色々。

ただこれについてはオタ的には色々メリットもあって、はなかっぱに植田佳奈ちゃん出てるじゃないか!とか、うっかりペネロペの能登かわいいよ能登とか、新たな発見も様々。

オタ財産を避難させないといけない

これも最初の頃は悩まされました。マンガやら小説、フィギュアなんかはイタズラされるので本棚上の方に避難させないとダメ。朝バサバサ音がしてるので目覚めると、子どもがお気に入り小説たちを本棚から引っ張りだしてポイポイ放り投げてるみたいなケースがしばしば。おい!貴様が今破ったのは神林先生の雪風じゃないか!的なことが頻発しました。画集とか設定資料集とかも超危険。

というわけで今ではうちの本棚の低層部分にはカバーがかけられ、いたずらできない状態になってます。ずらっと背表紙を眺められるのがいいのにな…。

イベントに行くのがしんどい

声優のライブとか、イベントに行くことがめっきりなくなりました。やっぱりイベントは土日祝が大半ですが、そうなると保育園はお休み。うちの場合は夫婦で好きな声優とかかぶってるので、子どもを片方だけに任せてライブに行くというのがなかなか難しいです。ベビーシッターとか休日の保育所とかに任せちゃうとかもあるけど、やっぱり料金高いんですよね。

まあなんとなく変われる

ただこうした変化も、なんとなく身についてきました。オタ生活が第一だ!みたいなことも特に意識しなくなったし、アニメの途中で邪魔が入っても特に気にならないようになりました。本も紙媒体が一番いいかなと思ってましたが、子育てオタには電子書籍が一番かもしれない。

オタクの人で、子どもができたらオタ生活ができなくなるんじゃないかと思ってる人もいるかもしれません。端的に言うと、割ける時間やお金は確実に減ります。

ただ個人的な経験からすると、それならそれでなんとかなってます。知り合いで子育てしてる人でもMMOしてる人もいるし、うちみたいに接し方が自然と変わってくるみたいな形もあるでしょう。まあそれぞれの家庭でなんとかやりくりする方法を模索していくものなのではないかと思います。

そして個人的に子育てを通しての一番大きな収穫は、オタクの形(何かが好きな形)にもいろんなケースがあるんだなと気づいたところです。今まではがっつり見たりプレイしたりして考察とか批評とかしないとオタじゃないとか感じてましたが、そんなにしなくても好きなら好きでいいじゃないというライトな感じも許容できるようになりました。個人の「好き」にとって大切なのは、どういう形であれ接し続けることができるかどうかだと思います。

今はうちの子も2歳ですが、もう少し大きくなったら一緒にアニメとかゲームとか楽しめるようになるだろうから、それまでの辛抱かなと思っているところもあります。まあ個人の趣向はそれぞれだから、オタ趣味にはならないかもしれません。はてさてどうなることか。

という感じがオタ生活に子どもが生まれて変わったことと思ったことです。これから子どもが生まれるとか、子どもどうしようと思ってるオタクの人の参考になったら幸いです。

 

===今日の寝かしつけソング===

いっしょにたべよう:岡崎律子

いつのまにか2語文を獲得していた

現在2歳0ヶ月の我が子ですが、いつの間にか2語文を獲得してました。

これまでは「ワンワン!」とか「ニャーン!」だったのが、「ワンワン、いた!」とか「ニャーン、いた!」とかにバージョンアップ。

ただ省略形になることも多く、「ワンワン、だ!」とか「ニャーン、だ!」のパターンとごちゃごちゃ。「ワンワンいた?」と聞いても「ワンワン…ワンワン…」と2語文で返してくれないときもしばしば。超きまぐれ!

面白かったのは「ワンワン、だ!」の派生で「ワンワン、や!」と大阪弁バージョンがあること。うちは大阪弁が入り混じったりする環境なので、そういうのも学習してるのね。

またこちらの発音を真似たりとかもだいぶ上手になってきて、短い単語とかはゴニョゴニョ言いながら発音を試みたりすることも増えてきました。

保育園の他の子たち、特に兄弟がいるお家の子たちと比べるとちょっと遅めかもですが、まあまあゆっくり語彙を増やしてくれたら。でも兄弟がいるお家の子はすごい言葉も動きも活発!やっぱり刺激は多い方がいいのかな。

 

===今日の寝かしつけソング===

Lily chou chou:共鳴(空虚な石)