夏の赤ちゃんの大泣きは「痒い」を疑ってみるのもいいかも

今からだいぶ前(生後5ヶ月くらいの頃)の夏の夜の話。

火がついたように泣くって、こういうことか

深夜、子どもが急に泣き始める。泣き方がどうもいつもと違う。リミッターが外れた感じで、延々と泣き続ける。だっこして揺らしてみると、泣き止まないにしても何らかの反応があるものだったけどそれもない。

考えたこと

・お腹がすいた→違うみたい
・ケガ→どこにも傷などは見当たらない
・オムツ→異常なし
・眠い→しばらく抱っこで揺らしてみても寝る気配なし

泣き方が尋常ではない(緩急がない。常に全力で泣く)ので、夫婦ともに不安になってくる。何か恐ろしい病気なのではなかろうか…どこか痛いのか…。昼間はなんともなかったのに。

夜間診療に行く!

というわけで、京都の夜間診療を探す。チラシとかもらった気もするが、結局はネットで調べる。情報っていつの間にか変わってることが多いから、紙媒体ってこういう病院なんかの情報だと微妙。

さて京都市の子ども向け夜間診療は

・京都市急病診療科(http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000136541.html
・その他救急の外来を設置している大きな病院
・その他その日の担当になっている病院(http://www.mfis.pref.kyoto.lg.jp/ap/qq/men/pwtpmenult01.aspx

ぐらい。小児科がある大きな病院は時間外を設定している場合があるので、行きたい病院のウェブサイトをチェックしてみるといいかも。

京都市立病院へ行く

うちは以前お世話になった際に良かった印象がある、京都市立病院に行くことにする。まずは念のため電話にて診察OKか確認。そしていざ市立病院(http://www.kch-org.jp/)へ。

ちなみに夜間は南側の正面玄関っぽいところは閉鎖されてるので、北側(東側から入る)入り口から入ります。救急の入り口は入ってすぐ。分からなかったら警備の人を頼りましょう。

持っていったもの

・保険証
・子ども医療費受給者証
・母子手帳

平日の深夜だったためか、中はガラガラ。初回の登録を済ませたらすぐに診察室へ。先生は小児科の専門の先生でした。いろいろ見ていただきましたが、特に異常はなし。ていうか病院に着いたあたりから泣いてない。何故だ。

先生曰く、赤ちゃんは理由不明で泣き続けることがたまにあるとのこと。今泣いてないし、様子を見てみるようにということで薬などもなし。

というわけで帰途につくのでした。ちなみに病院は新館が出来たばかりでとても綺麗。設備なんかも綺麗で看護師さんたちもキビキビ動いてはりました。

家に帰り着いた頃からまた泣き出す

しかし病院から帰り着くと、また同じように泣き出す。何だ、家に帰りたくないのか…。どうしたものか、様子を見ると言っても全然泣きやまない。そんなこんなしていると、ふと目につく腕にある赤い膨らみ。これを撫でると泣き止む…!

どうも原因は蚊だった様子。調べてみると、赤ちゃんの場合は蚊に刺されてもすぐに赤くならずにしばらくしてから膨らみ始めるとのこと。病院行く前はなかったよ!

というわけで、蚊にさされた部分を撫でながら抱っこしていると寝ちゃいました。良かった。

夏場に原因不明の大泣きは、蚊を疑ってみるのもいいかも

原因が分かってみると、病院にわざわざ行ったのがアホらしくなりましたが(救急病院のリソースの問題もあるし)、いい教訓になりました。また初めての赤ちゃんが異常事態になるっていうのはかなり怖いってことも痛感。

というわけで、もし夏場に赤ちゃんが泣き止まないことがあったら「痒い」っていうのも疑ってみるのもいいかもしれません。ただ掻くのはダメらしいので、アイスノンや濡れタオルで冷やすとか赤ちゃん用の薬なんかを使うことが必要です。


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