育児日記

80cm級の巨人を食い止めるベビーゲートを探す

子どもも2歳になり、とっとことっとこあらゆる場所に侵入しては色んなものを引っ張りだしてくるイタズラが激しくなってきました。特にキッチンはお気に入りで、冷蔵庫開けたり引き出し漁ったりと大暴れ。そんなキッチンに侵入して悪逆の限りを尽くす息子を食い止めるべく、ベビーゲートを探すことに。

ベビーゲートに求める条件

・場所的に壁と壁に突っ張らせて固定するタイプはNG
・横幅は90cmくらい
・身長80cm~でも食い止められること
・腕の力がついてきたので、自力で動かせないこと

検討したもの

色々探した結果、日本育児というところが出してるこれ一択でした。

ポイントは、底面が広くとってあるので動かそうとしても子どもの自重で動かせないこと。また揺さぶられても倒れたりとかの心配も無さそうだったこと。ただちょっと値段が高い。

レビュー

本体は丈夫に作ってあるのでいささか重い。スペック表では4.2kg。ただ畳めるので収納する時にはそんなにかさ張らない、が、常時出してるので収納することはない。

問題の子ども侵入ガード機能は今のところ全然問題なし。動かそうと試みてますが、自分が支え部分に乗ってやろうとしてるので全く動かせず。馬鹿め!キッチンに入れなくなって奇声をあげて抗議してますが、しばらくすると慣れました。

ただ猫が横の隙間から出入りしてるのを見て、隙間の荷物をどけて経路を確保、のそのそ潜り込んで侵入してくる事件が発生。君はラピュタのパズーか。

そちらの経路は塞ぐとして、ゲートの方は何歳くらいまでいけるだろうか…。しばらく様子見です。

 

===今日の寝かしつけソング===

Hitomi:Over the sky

子どもが生まれてからオタ生活で変わったこと

子どもが生まれると、生活が一変します。基本は子どもが最優先。趣味とか自分のために使える時間が激減します。私のオタクとしての生活も、子どもが生まれる前と後ではだいぶ変わりました。大きな変化をまとめてみます。

ゲーム・アニメに費やす時間が激減した

一番はやっぱりこれ。これまでは休みの日にはゲームを4~5時間とか、撮りためたアニメを一気見とかしてましたが、これが時間的に無理になりました。好きだったMMOもこれが理由でやらなくなりました。

また平日も寝る前にちょっとゲームなんていうのもほとんどなくなりました。うちは保育園に平日は預けてますが、夜は寝かしつけ、なんやかや保育園の準備(布おむつ洗ったり、翌日の用意とか)、散らかったおもちゃ片付けたりとか、時間は色々とられます。全部終わったら、もうこんな時間か…寝るか…みたいな感じ。

なので見るアニメも選別がけっこうシビアに。今まで「流行ってるから押さえとくか」みたいに見てたアニメは見なくなりました。

ゲーム・アニメを途中中断しないとダメなことが多い

これまではアニメ見たりしてる時とか、途中で邪魔が入るのが絶対に嫌で見始めたら最後まで集中して見ないと気がすまないという感じでしたが、これも変わりました。

しめしめ寝たぞ、アニメ見ようと思ってアニメを見始めても夜泣きで起きてきたりということもしばしば。そうなったら振りきって見続けるということは無理。クライマックスに入ってるとか、あと5分で見終わるとかでも中断して子どもの面倒をみないとダメです。個人的にはこれが最初の頃は一番のストレスでした。

見るアニメが変わる

朝のNHKアニメとかを見るようになりました。はなかっぱとか、まあ子どもいなかったら見なかっただろうアニメとか色々。

ただこれについてはオタ的には色々メリットもあって、はなかっぱに植田佳奈ちゃん出てるじゃないか!とか、うっかりペネロペの能登かわいいよ能登とか、新たな発見も様々。

オタ財産を避難させないといけない

これも最初の頃は悩まされました。マンガやら小説、フィギュアなんかはイタズラされるので本棚上の方に避難させないとダメ。朝バサバサ音がしてるので目覚めると、子どもがお気に入り小説たちを本棚から引っ張りだしてポイポイ放り投げてるみたいなケースがしばしば。おい!貴様が今破ったのは神林先生の雪風じゃないか!的なことが頻発しました。画集とか設定資料集とかも超危険。

というわけで今ではうちの本棚の低層部分にはカバーがかけられ、いたずらできない状態になってます。ずらっと背表紙を眺められるのがいいのにな…。

イベントに行くのがしんどい

声優のライブとか、イベントに行くことがめっきりなくなりました。やっぱりイベントは土日祝が大半ですが、そうなると保育園はお休み。うちの場合は夫婦で好きな声優とかかぶってるので、子どもを片方だけに任せてライブに行くというのがなかなか難しいです。ベビーシッターとか休日の保育所とかに任せちゃうとかもあるけど、やっぱり料金高いんですよね。

まあなんとなく変われる

ただこうした変化も、なんとなく身についてきました。オタ生活が第一だ!みたいなことも特に意識しなくなったし、アニメの途中で邪魔が入っても特に気にならないようになりました。本も紙媒体が一番いいかなと思ってましたが、子育てオタには電子書籍が一番かもしれない。

オタクの人で、子どもができたらオタ生活ができなくなるんじゃないかと思ってる人もいるかもしれません。端的に言うと、割ける時間やお金は確実に減ります。

ただ個人的な経験からすると、それならそれでなんとかなってます。知り合いで子育てしてる人でもMMOしてる人もいるし、うちみたいに接し方が自然と変わってくるみたいな形もあるでしょう。まあそれぞれの家庭でなんとかやりくりする方法を模索していくものなのではないかと思います。

そして個人的に子育てを通しての一番大きな収穫は、オタクの形(何かが好きな形)にもいろんなケースがあるんだなと気づいたところです。今まではがっつり見たりプレイしたりして考察とか批評とかしないとオタじゃないとか感じてましたが、そんなにしなくても好きなら好きでいいじゃないというライトな感じも許容できるようになりました。個人の「好き」にとって大切なのは、どういう形であれ接し続けることができるかどうかだと思います。

今はうちの子も2歳ですが、もう少し大きくなったら一緒にアニメとかゲームとか楽しめるようになるだろうから、それまでの辛抱かなと思っているところもあります。まあ個人の趣向はそれぞれだから、オタ趣味にはならないかもしれません。はてさてどうなることか。

という感じがオタ生活に子どもが生まれて変わったことと思ったことです。これから子どもが生まれるとか、子どもどうしようと思ってるオタクの人の参考になったら幸いです。

 

===今日の寝かしつけソング===

いっしょにたべよう:岡崎律子

いつのまにか2語文を獲得していた

現在2歳0ヶ月の我が子ですが、いつの間にか2語文を獲得してました。

これまでは「ワンワン!」とか「ニャーン!」だったのが、「ワンワン、いた!」とか「ニャーン、いた!」とかにバージョンアップ。

ただ省略形になることも多く、「ワンワン、だ!」とか「ニャーン、だ!」のパターンとごちゃごちゃ。「ワンワンいた?」と聞いても「ワンワン…ワンワン…」と2語文で返してくれないときもしばしば。超きまぐれ!

面白かったのは「ワンワン、だ!」の派生で「ワンワン、や!」と大阪弁バージョンがあること。うちは大阪弁が入り混じったりする環境なので、そういうのも学習してるのね。

またこちらの発音を真似たりとかもだいぶ上手になってきて、短い単語とかはゴニョゴニョ言いながら発音を試みたりすることも増えてきました。

保育園の他の子たち、特に兄弟がいるお家の子たちと比べるとちょっと遅めかもですが、まあまあゆっくり語彙を増やしてくれたら。でも兄弟がいるお家の子はすごい言葉も動きも活発!やっぱり刺激は多い方がいいのかな。

 

===今日の寝かしつけソング===

Lily chou chou:共鳴(空虚な石)

こどもとオンラインゲーム。オンラインゲームを始める前に。

オンラインゲーム市場はどんどん拡大しているようで、子どもがネットゲームに触れる機会もどんどん増えているようです。一昔前は、ネットゲームと言えばパソコンでしかプレイできなくて、しかも特別にチューンナップした高額なパソコンなんかを持ってないと遊べない「特別なゲーム」でした。

ところが今は3DSなんかの子どもにも触れやすいゲームでもネットワーク接続ができたりとか、スマホゲームなどのゲーム機がない家でも遊べるネットゲームがどんどん増えてます。小学生とかでも簡単にネット越しに他人と遊べちゃう世の中です。

というわけで、往年のオンラインゲーマーとして自分の子どもがオンラインゲームに触れる時に何を考えておくべきかをちょっと考えてみます。

オンラインゲームの種類

ちなみにオンラインゲームと一言で言っても、実は大きく分けると2つのタイプがあります。

ドラゴンクエストⅩ いにしえの竜の伝承 オンライン初回生産封入特典ゲーム内で使える『プレゼントチケット』が6個手に入るアイテムコード同梱

1つ目は「MMO」と呼ばれるタイプ。これは数百とか数千人のプレイヤーが一緒の世界で遊べるゲームです。今流行の「ドラクエ10」とか、「ファイナルファンタジー14」とかですね。たくさんの人がいるので、ゲームと言えども1つの社会が生まれちゃうくらいです。

モンスターハンター4G

2つ目は「MO」と呼ばれるタイプ。これはMMOより少なくて、数十人とか数人の人たちとプレイするタイプ。「モンハン」とか「ファンタシースター」とかですね。プレイしている人たちは数千人とかいても、実際に冒険するのは数人で、みたいな感じ。アクションゲームとかに多いです。

他にもスマホのオンラインゲームとかではこれらとはちょっと違うタイプもあったり。今回書くのは、上に挙げたMMOとかMOみたいな他人とコミュニケーションできるタイプのゲームです。

自分のキャラクターが殴られると痛い

さて親として気になるのは、オンラインゲームが子どもに悪影響を及ぼさないか・嫌な目にあったりしないかというところ。

出会い系の人たちが住所聞き出してとか、詐欺にあったりとか怖い話も色々ありますが、オンラインゲーマーとして個人的に怖い所として挙げたいのは、暴言吐かれたりとか攻撃されたり(殺されたり)とかで負う心の傷です。

自分のキャラクターって知らない間に愛着が湧いていて、プレイを続けていくたびに一体感みたいなものが生まれていきます。なので、自分のキャラクターはあくまで仮想的なものですが、それが傷つけられたら自分が傷つけられるみたいな気持ちになるんですね。やったことない方には分かりにくい感覚かもしれないんですが、プレイヤーの多くが感じているんじゃないかと思います。

当然ゲーム会社はそれぞれ禁止ワードは使えないようにしたりとか(「殺す」とかは表示できないとか)、他のプレイヤーにはダメージを与えられないようにしたりとかの仕組みを作っていますが、いくらでも抜け道はあります。隠語で暴言吐かれたりとか、ノーダメージでも延々と撃たれたりとか。慣れてきたプレイヤーでも、こういうのはけっこう心にきます。

ただこれはオンラインゲームをする上では避けようがありません(知らない人とのイレギュラーな出会いが面白いので)。というか逆に自分の子どもが加害者側でそんなのやってたとかも嫌です。

じゃあどうしようか

やっぱり段階を踏むことが必要かと思います。いきなり知らない人とつながれるオンラインゲームをOKしてしまうのではなく、対面でできるようなタイプを経るのがいいんじゃないかと。

3DSとかVitaのゲームの中には、対面で協力プレイができるタイプがありますが、最初はこのあたりが良さそうです。友達同士という枠の中で、実際に顔が見られるゲームなら自分がゲーム内で行ったことが相手にどう伝わるかとか、逆に何かされた時にどう感じるか(相手の雰囲気とかも含めて)といったことがリアルに理解できます。

まずはそういった場所で、友達の顔色を見ながら、ゲーム内の振る舞いがこのくらいはOKとか、このくらいはNGとかを学ぶのが良さそう。そうすることで、他プレイヤーも中身の人間がいて、人格がある存在だということを理解してくれるんじゃないかと思います。

よく公園とかで子どもたちがDS向け合って対戦したりしてますが(外でもゲームか!と怒る人もいるみたいですが)、あれはわりとそういうものを学ぶ土壌としていいものなんじゃないかなと思います。

またそういった経験から、ルールを学ぶことができたら、そのルールを逸脱してるプレイヤーと遭遇した時も対処の仕方や捉え方が変わってくるんじゃないかと思います。そういうプレイヤーは無視するとか、運営会社に報告するとか、ブラックリストに入れるとか(嫌なプレイヤーの発言を表示しないようにする機能)、etc。

ただ実際に嫌な目にあったときに、そういうことがあったというようなことを子どもからしっかり聞ける環境も必要だと思いました。また親としても、先に挙げたブラックリスト機能なんかの運営が用意している仕組みを知って、こういう風にもできるんだと教えてあげられることも必要かと思います(そのためにも私もプレイしないと!)。

オンラインゲームのいいところ

これまでオンラインゲームをプレイしてきて、いいこともいっぱいありました。長く連れ添った仲間たちと闇の王に挑んだドキドキ感とか、年齢や背景の違ういろんな人たちと触れ合った経験は、他のものでは代えられないものだと思っています。

またアイテム流通から需要と供給といった経済のことが肌で学べたり、ギルドなどのコミュニティ運営の難しさとか、目標に対する戦略の立て方などリアルでも役に立つこともいっぱいあると思います(多分)。また大人もSNSなんかやってるのは普通の世の中ですが、そこでのふるまい方なんかもこういう場所で学べるんじゃないかと思います。

なのでなんか怖いからダメとかじゃなく、親子で一緒に考えていって遊ぶということができたらいいなあと考えています。やっぱりオンラインゲームは面白いし。

おわりに

ゲームのオンライン化というのは、これからもどんどん進んでいくんだと思います。子どもたちがそれに接するのは避けられないのかもしれません(特に私たちオタクの子どもたちは)。

うちの子がネットゲームをするのはまだだいぶ先だろうと思いますが、ネットゲームの世界でもたくましく生きていけるようになって欲しいものです。

1歳11ヶ月。習得した言葉。

もうすぐうちの子も2歳。現在習得している言葉を記録する。

人系
・ママ
・パパ

動物系
・ニャーン
・ワンワン
・ガオーッ(ライオンの意)
・ウマーン(馬の意)
・タコ
・ゾウ

その他
・マンマ(ご飯の意)
・ブーブー(車の意)
・ポッポー(電車の意)

口語系
・ヤーノ(嫌だ、の意)
・ウタタ(意味不明。歌?)

のだいたい10個弱。あとは幾つか思い出せないものもあるので、実際は20個くらい?少しググってみると、2歳くらいで50くらいとかなんとからしいので、ちょっと少なめなのだろうか。

ただ音と対象との関連はつかめているみたいで、例えばブルドーザーはどれ?と聞くと、ブルドーザーの写真を指したりといった例はけっこうある。

あと面白かったのは、猫のことを「ニャーーン」と発音すること。なぜ「ニャーン」でなく「ニャーーン」とのばして発音するのかと思っていたら、飼っているネコの鳴き方の真似だということが発覚。うちのネコがご飯を要求する時や、甘えてくる時の鳴き方にそっくりでした。

ネコと話せたり、なんてことはないんだろうけど、ちょっと興味深い一件でした。

==今日の寝かしつけソング==

桑島法子:somewhere