アニメ

今週のトーマスレビュー:「クレーンきかんしゃハーヴィー」と「アフタヌーンティーきゅうこう」

RoomMates製 きかんしゃトーマス 簡単に貼って剥がせるウォールステッカー(インテリアシール)

 

クレーンきかんしゃハーヴィー

なかよしトーマスシリーズ ハーヴィー

最近ちらちら顔を見せていたハーヴィーメインのお話。見ての通り、巨大なクレーンを装備したクレーン機関車。しょっちゅう脱線するソドー鉄道の皆さんを線路に戻す仕事をしてます。

なんやかやで貨車を運ぶことになるハーヴィー。「しかしそこで問題が起こった」。不慣れな仕事に貨車は脱線。自分のクレーンでなんとかする、というあまりパッとしない話でした。

見どころは独自の処世術を持つ新顔のポーター。受け流しスキルが高く、あのビルとベンの煽りにも動じないという稀有な機関車。そろそろメインになる話があるのかな。

アフタヌーンティーきゅうこう

きかんしゃトーマス 木製レールシリーズ スティーブン (Y4485)

こちらは面白かった。スペンサーに遅い遅いとバカにされるスティーブン(二つ名は「ロケット」)。旧式だからしょうがないよね。そんなスティーブンがティーパーティーに必要なミルクやらジャムを受け取る仕事を任される。

本気で走るもなかなか遅いスティーブン。そこでゴードンをはじめ、他の機関車に押してもらうことでスピードアップを図っていた。「しかしそこで問題が起こった」。

イレギュラーな仕事を受けたスティーブン。いつも押してもらっている機関車たちがいない。会えたのはあの高慢なスペンサーだけ。まあ手伝ってくれるはずがない。

しかし老獪なりスティーブン。スペンサーを煽って手伝わせることに成功!あれ、これでおしまいかと思いきや、スピードが出過ぎて宙を舞うジャム樽。樽の中身は公爵やハット卿たちにべっとりというオチ。ハット卿はミルクやらジャムやらいろんなものがかかります。

しかしスペンサーはゴードンより早いのね。調べてみると、世界最速の機関車は「マラード」で時速203キロ。スペンサーはこのマラードの同型機という設定らしい。なるほど、こりゃ早いわ。

 

 

===今日の寝かしつけソング===

ルル:やくしまるえつこ

セーラースターズ「サターンの目覚め! S10戦士集結」レビュー

美少女戦士セーラームーン セーラースターズ VOL.1 [DVD]

赤ん坊だったはずのほたるは、ミラーパレドリィの出現によって急成長していた。そして、ほたるはセーラームーンの未来を覆う暗い影を予言する。一方、流星群が東京に降り注いだ日から様子が変わってしまった衛に、うさぎはいい知れない不安を抱いていた。レイたちはそんなうさぎを心配して、元気づけようとしてくれる。しかし、ネヘレニアの影は着実に迫っていた。氷川神社に集まったうさぎたちをミラーパレドリィが襲撃したのだ。
東映

うさぎたち、Z戦士っぽくなる

タイトルのS戦士って、なんかドラゴンボールのZ戦士みたいなノリになってきたな…。そういえばプリキュアってけっこう肉弾戦が多いけど、セーラームーンってあんまりないなあ。基本飛び道具で弱らせてからうさぎが浄化って流れよね。

プリキュアは顔やお腹は殴られない(ガードするなら良し)という話を聞いたことあるけど、セーラームーンの場合は格闘シーン自体カットされてる感じ。これは同じような考え方なのか、格闘シーン描くのが難しかったのかどっちだろう。

ほたるちゃん急速成長

いきなりおっきくなった…。頭脳の方も大幅アップ。お父さんも子ども預けたら成長しててびっくりだ。しかしこのサターンの持つ威厳。さすが滅びと破壊を司る最強のセーラー戦士。

はるかさんとみちるさんは相変わらずキャッキャウフフ。なんだろう、この二人のシーンに感じる一時の清涼感。しかしほたるちゃんにはるかパパって呼ばせてるのは一体。

安定の衛さんは敵の手中へ

やっぱり敵の罠にひっかかってた衛さん。なんだかシリーズスタートからいきなり佳境の予感。緊張感が続いてていい感じ。

 

===今日の寝かしつけソング===

綺麗な夜空:anger

アニメからトーマスに入ったけど、人形劇トーマス怖ぇ

きかんしゃトーマス入門編 ソドー島ツアーへようこそ! [DVD]

トーマスの「ソドー島ツアーへようこそ」を子どもと視聴。レビュー的なものを記すとする。

人形劇バージョン怖ぇ…

うちはこの1年でトーマスを見始めた新参ファンなわけですが、人形劇時代のトーマス怖い。顔がリアルタイムで動かないので表情が固定されたまま喋るのや、その表情もかなり濃いめに作られてるので全体的にエキセントリックな仕上がりに。

セリフも今に比べてかなりトゲトゲしい。トーマスが「起きろよこの怠け者!」とゴードンを煽ったり、ビルとベンがゴードンを海に落とそうと画策したりとかなり殺伐としたソドー鉄道。今以上に危険な鉄道だ。

なんかすごいなあと思いながら見ていると、子どもが怖がって泣き出す。うん、やっぱり怖いわ。

中身は島の位置関係や初期設定を知るのに便利

肝心の内容は、ハロルド(ヘリコプター)が島をエピソードを絡めながら紹介するストーリー。

島内の駅や各機関車の担当線路を知るのに分かりやすくていい内容。あと「ヘンリーのトンネル」とかちらちら出てくる場所について、当時のエピソードを交えながら由来を説明してくれるので最近見だしたファンにも優しい設計。

時間は実質40分くらい。ちょっと見ておいてもらって家事をこなすのに程よい時間。怖くて泣きながら逃げてくるリスクはあるけど。

 

===今日の寝かしつけソング===

DIVE:坂本真綾

「おおかみこどもの雨と雪」は完全に育児映画だった

おおかみこどもの雨と雪 BD(本編1枚+特典ディスク1枚) [Blu-ray]

遅ばせながら、細田監督の「おおかみこどもの雨と雪」を見ました。レビューを残すとする。

これ完全に育児あるある映画

二人が大学で出会って、同棲するまでの流れは微笑ましてくてニヤニヤ。しかし子育て開始からは完全に育児あるある映画へと変貌。

目を離した隙に部屋がぐちゃぐちゃ、うるさくして隣人に怒られる、変なもの食べると、そこには我が家の日常が。しかも狼に変身するとかなんというハードモード。

うちはまだ2歳なので、小学校以降はまだ実感湧かない部分が多いけど、こんな感じのことがあるのかと想像。まだまだしんどそうだ。幼児の頃の性格が成長するにしたがって変わっていくなんてのもあるんだろうなあ。

メインテーマは…なんだろう

映画にはいろんな要素が詰まってるけど、メインテーマは何だろう。シングルマザーの育児、田舎暮らし、自然保護、狼、特徴がある子どもたちの成長と盛りだくさん。ちょっと盛り込みすぎてどれを推したいのかちょっと分かりにくい。

子どもの成長がメインなら、いろんな人との絡みをもっと増やして、雨と雪が普通の人間と触れ合う中でどう変わっていくのかとかを見たかった。

あと行政が児童虐待を疑って家庭訪問しに来るシーンとか、予防接種してないとかあったけど、そういうリアリティ混ぜるんなら小学生がいなくなるとかの大問題もどうフォローしたのかとかもちょっと欲しい。

ひとつひとつは丁寧に描かれてて好感

一方でシーンひとつひとつは丁寧に描かれてていい感じ。背景も綺麗だし(相変わらずキャラクターと背景の浮きが激しいけど)、静止画で切り取っても絵になるのが多い。

声優も宮崎あおいさんをはじめ、味気ないと言ってしまえばそうなんだけど、全体的に落ち着いてていい感じ。林原さんはチラッとだけど、やっぱ迫力が違うわ。絵と声が完全に融合したキャラクターになっとる。

先にも述べたけど、テーマがちょっとたくさんあるのが残念。もうちょっと絞り込んであったらぐっとのめり込めた気がする。全体的には面白いけど。

この映画が現在配信中かは分からないけど(時期によって配信してないときもある)、お試しもあるしhuluがわりとオススメ。

===今日の寝かしつけソング===

ガーネット:奥華子

セーラースターズ「悪夢花を散らす時! 闇の女王復活」レビュー

美少女戦士セーラームーン セーラースターズ VOL.1 [DVD]

セーラースターズがことのほか面白いので、レビューを残すことに。ひとまず1話から。これまでの視聴経緯としては、無印~スーパーズまでは子どもの頃にリアルタイムで視聴。今回TVの再放送があったので無印から見直してスターズまで辿り着いた流れ。

デッドムーンを倒したうさぎたちセーラー戦士は、さらに受験も終えて、晴れて高校一年生になった。そして、ちびうさも未来へ帰ろうとしていた。しかし、その時、封印されていたネヘレニアに、セーラームーンへの復讐をささやきかける謎の声があった。新たなパワーを得たネヘレニアは、心の鏡を割ってしまう。地上に降り注ぐ鏡のカケラからはネヘレニアの分身ミラーパレドリィが出現し、はるかとみちるに襲いかかってきた。

東映

オープニングが一新

オープニング曲がムーンライト伝説からついに変更。初代からずっとムーンライト伝説だったわけで、さすがに違和感が。でも作詞は武内直子先生やん!先生、セーラースマイルって何!セーラーアイズって何!

絵の方はとてもいい感じ。さすがに今見ると演出が古いけど、5人のキャラ紹介もしっかりあるし、よく動く。美奈子ちゃんかわいい。

ネヘレニアさま、あっという間に復活

あれだけ苦戦したネヘレニアさまですが、あっという間に復活。榊原良子さんの演技が良かったので嬉しい。しかし我らがネヘレニアさま、刺客が強い強い。地球規模で小さいトゲトゲ落としてきてるし、これはもう地球だめかもしれない。

外部太陽系戦士たちも集合や!

蛍ちゃん(赤ちゃん)やはるかさんたちも華麗に登場。前作はさっぱり出てこなかったのでこれも嬉しい。ていうかあれだけの地球の危機だったのに何してたんだw。さては海辺の瀟洒な洋館でいちゃいちゃしてたな!

地場さんは安定の洗脳コースへ

相変わらず敵に捕まりやすい地場衛さん。今回もあっという間に敵の術中に。うさぎたちが主人公ってこともあるけど、たまにはタキシード仮面視点でうさぎを助けるみたいなのがあってもいいと思うのよ。

というわけで今回は外部太陽系戦士中心のお話。前シリーズはちびうさフォーカスが過剰で個人的に微妙だったので、今シリーズは期待大だわ。

 

===今日の寝かしつけソング===

セーラースターソング:花沢加絵