2015年 12月 の投稿一覧

夏の赤ちゃんの大泣きは「痒い」を疑ってみるのもいいかも

今からだいぶ前(生後5ヶ月くらいの頃)の夏の夜の話。

火がついたように泣くって、こういうことか

深夜、子どもが急に泣き始める。泣き方がどうもいつもと違う。リミッターが外れた感じで、延々と泣き続ける。だっこして揺らしてみると、泣き止まないにしても何らかの反応があるものだったけどそれもない。

考えたこと

・お腹がすいた→違うみたい
・ケガ→どこにも傷などは見当たらない
・オムツ→異常なし
・眠い→しばらく抱っこで揺らしてみても寝る気配なし

泣き方が尋常ではない(緩急がない。常に全力で泣く)ので、夫婦ともに不安になってくる。何か恐ろしい病気なのではなかろうか…どこか痛いのか…。昼間はなんともなかったのに。

夜間診療に行く!

というわけで、京都の夜間診療を探す。チラシとかもらった気もするが、結局はネットで調べる。情報っていつの間にか変わってることが多いから、紙媒体ってこういう病院なんかの情報だと微妙。

さて京都市の子ども向け夜間診療は

・京都市急病診療科(http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000136541.html
・その他救急の外来を設置している大きな病院
・その他その日の担当になっている病院(http://www.mfis.pref.kyoto.lg.jp/ap/qq/men/pwtpmenult01.aspx

ぐらい。小児科がある大きな病院は時間外を設定している場合があるので、行きたい病院のウェブサイトをチェックしてみるといいかも。

京都市立病院へ行く

うちは以前お世話になった際に良かった印象がある、京都市立病院に行くことにする。まずは念のため電話にて診察OKか確認。そしていざ市立病院(http://www.kch-org.jp/)へ。

ちなみに夜間は南側の正面玄関っぽいところは閉鎖されてるので、北側(東側から入る)入り口から入ります。救急の入り口は入ってすぐ。分からなかったら警備の人を頼りましょう。

持っていったもの

・保険証
・子ども医療費受給者証
・母子手帳

平日の深夜だったためか、中はガラガラ。初回の登録を済ませたらすぐに診察室へ。先生は小児科の専門の先生でした。いろいろ見ていただきましたが、特に異常はなし。ていうか病院に着いたあたりから泣いてない。何故だ。

先生曰く、赤ちゃんは理由不明で泣き続けることがたまにあるとのこと。今泣いてないし、様子を見てみるようにということで薬などもなし。

というわけで帰途につくのでした。ちなみに病院は新館が出来たばかりでとても綺麗。設備なんかも綺麗で看護師さんたちもキビキビ動いてはりました。

家に帰り着いた頃からまた泣き出す

しかし病院から帰り着くと、また同じように泣き出す。何だ、家に帰りたくないのか…。どうしたものか、様子を見ると言っても全然泣きやまない。そんなこんなしていると、ふと目につく腕にある赤い膨らみ。これを撫でると泣き止む…!

どうも原因は蚊だった様子。調べてみると、赤ちゃんの場合は蚊に刺されてもすぐに赤くならずにしばらくしてから膨らみ始めるとのこと。病院行く前はなかったよ!

というわけで、蚊にさされた部分を撫でながら抱っこしていると寝ちゃいました。良かった。

夏場に原因不明の大泣きは、蚊を疑ってみるのもいいかも

原因が分かってみると、病院にわざわざ行ったのがアホらしくなりましたが(救急病院のリソースの問題もあるし)、いい教訓になりました。また初めての赤ちゃんが異常事態になるっていうのはかなり怖いってことも痛感。

というわけで、もし夏場に赤ちゃんが泣き止まないことがあったら「痒い」っていうのも疑ってみるのもいいかもしれません。ただ掻くのはダメらしいので、アイスノンや濡れタオルで冷やすとか赤ちゃん用の薬なんかを使うことが必要です。

長らくWordPressテーマ難民だったが、最終的にXeoryに決定。

デザインはシンプルこそ至高。その信念の下に、いろんなワードプレステンプレートを探してみるも、なかなかいいのが見つからない。そんな私がXeoryに至るまでの道を記しておく。

日本語テンプレートが少ない問題

まずは日本語テンプレートがそもそも少ない。シンプルでかっこいいデザイン(例えばデフォルトのtwenty-fifteenとか)はけっこうたくさんあるんだけど、なかなか日本語対応してると謳ってるものが少ない。

もちろん使えないことはないんだけど、フォントの大きさや配置など細かなところがたくさん気になる。数カ所ならCSSで上書きしてしまえばいいんだけど、けっこうたくさんあると面倒。

日本語テンプレートはデザインが微妙なものが多い

一方で日本語対応を謳ってるテンプレートについては、デザインが良いものが少ない。なんかもっさりした感じや、最近のものでも10年前に作られたみたいなデザインのものがちらほら。

こちらもこれらをベースに改良していってもいいけど、それも面倒。ワガママだな。

テンプレートに求める条件

ひとまずテンプレートに求める条件としては

・無料

・デザインがシンプル

・スマホ対応(レスポンシブ)

・SEO対策がされている(そこまで必須ではない)

・ブログスタイルのもの(カードタイプのデザインとかはNG)

・デザインはある程度そのまま使えるもの

あたり。

候補に挙がったテンプレートたち

Stinger

超人気シリーズ。良さそうだったけどデザインのカスタマイズが面倒だったのでスルー。シンプルなのはいいんだけど、そこからいじっていく気力がなかった。

Simplicity

こちらも有名所。ただスティンガーと同様にシンプル過ぎてここからいじっていくのが面倒だったのでスルー。

Gush

こちらはデザインいじることを前提にしたテンプレート。同じくいじるのが面倒なのでスルー。

Minimal WP

デザインはとても好みの感じ!有料か!残念。

最終的にはXeoryに決定

右往左往しつつ色々試してみたが、どれもしっくりこない。そこで最終的に見つけたのがXeory(セオリー)。これには2種類あって、ブログタイプのBase、通常の企業サイトみたいなタイプを作れるExtensionがある。

今回はブログタイプなのでBaseに決定。インストールすると、使い方マニュアルが管理画面に追加されたり投稿のヒント(SEO対策)が表示されたりと至れり尽くせり。いい感じだ。

デザインもシンプルで、コードもシンプルなのでいじっていくのも楽そう。ひとまずプラグインをつっこんで、表示がズレてる部分などを子テーマを作って修正。アドセンスなんかも挿入&レイアウト修正。

というわけで現在運用中

まだ使えてない機能などもあるので、こちらは現在チェック中。しかしかなりいい感じ。作ってくれたバズ部の人たちありがとう!

「エンダーのゲーム」読了。長い。ひたすら長い。

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

前々から気になっていた、オーソン・スコット・カードの『エンダーのゲーム』を読了。以下ネタバレ多少あり。

長い。とにかく長い

読み終わって訪れた感想、それは「長い小説だ…」の一言。ひたすら主人公の「ゲーム」を巡る日常を描いているけど、それがもう長いのなんの。半分くらい読んで挫折しそうになるくらい。

主人公も少年・青年&ハイスペックだからか、その心情を読み解いていくにしてもなかなか共感しにくい。結末に明らかにされる「ゲーム」のネタにしても、カタルシスが少ない。なんだかスッと終わってしまった。このあたりは同じネタの作品たち(むしろ「エンダーのゲーム」が元ネタなんだろうけど)を先に見聞きしてる部分もあるやもしれない。

あとはハイスクール的なノリがよく分からないところ。寄宿舎みたいなところって海外では一般的なんだろうか。同じ世代で暮らすっていうシチュエーションがイメージしにくい。

むしろ兄妹たちの話が面白い。それか最終章。

エンダーがずっと宇宙であれやこれややってる間、地球の兄妹たちは独自に活動。どちらかというと、このネットワークを駆使しながら世界に関与していく二人の方が面白い。

あるいはゲームが終わった後の世界。ただ終了間際から読んでてテンション上がってくるも、そのままスルッとおしまい。なんだろう、この消化不良感。

のんびりでなく、一気に読んでしまうのをオススメ

というわけでなかなか盛り上がりも少なかったりと、集中して読みにくい小説だったので、一気に読んでしまうのがオススメ。だらだら小刻みに読んでると挫折の可能性大。