2015年 8月 の投稿一覧

FSS13巻が届いた!フィルモアとラーンを巡る政争とその他濃い方々登場!

ファイブスター物語 (13) (100%コミックス)

デザイン・設定一新から初の単行本。9年待ったぜ。

お、なんか変わってる

マンガページもカラーが入るようになったみたい。これは連載時イメージできていい感じ。あと連載の時もそうだったけど、新ワードをキャプションで大きめに入れるようになってますね。新規読者に配慮…ということもないか。

肝心のメカデザインの大幅な設定変更について、私は許容派。これまでの優美なデザインももちろんいいんだけど、新しい複雑な構造も面白い。並べて比較すると、新デザインは新しさと面白さを感じます。特にLEDミラージュなんかは前のデザインがちょっと野暮ったいかもと思ってしまう。

MHの名前もそうだけど、マイスターやらなんやらの名称が変わっちゃったのはちょっと分かりにくいなあ。読んでていちいちつっかえてしまうのが難点。

メインテーマはダイ・グと詩女、クリス

前巻に引き続いて、メインテーマはダイ・グとクリス、それにフンフトさんが加わったフィルモア帝国とボォス星を巡る政争。いやはや、フンフトさんはこんな軽い感じもできる人なのね。微妙な三角関係かと思いきや、いろんな人たちに翻弄されるクリス。可哀想だのう。

他にもタイ・フォンとナインの出会いやら、萌えを振りまくツバンツヒ博士、ちゃあとその変態ファティマ他と見どころ沢山。それぞれページ的なボリュームは少ないけど、これまでの背景やDesignsの情報があるからすごい濃くて満足できる内容です。

待ってたキャラクターたちが続々登場

魔導大戦もじわじわ進み、登場待ってたキャラクターたちが続々登場してきました。成長したジャコー君やブラウ・フィルモアさん、そして我らが天照陛下とラキシス姫様。次巻が気になる展開。次は、3年後くらいに出てくれたら…。

 

===今日の寝かしつけソング===

涙の種、笑顔の花:中川翔子

リービング・ラスベガスはすこぶる良い映画

リービング・ラスベガス [Blu-ray]

ニコラス・ケイジがアカデミー賞主演男優賞を獲った「リービング・ラスベガス」見ました。以下ちょっとネタバレあり。

なんだこれ、すごい面白い

アカデミー賞受賞!みたいなのってあんまり見ない天邪鬼な私。ニコラス・ケイジにはまってしまったので、まあ一応見てみるかと見始めてみると…なんだこれ超面白い。ニコラスすごいよ!ダメな人の役なんだけど、それがすごい迫力!俳優ってこんな演技できるのかと驚嘆。

あらすじと感想

ちなみに映画の主軸はアルコール依存症を患っているベン(ニコラス・ケイジ)の転落劇。依存症が悪化して会社を解雇されるベン。彼は家財道具を全て処分して、一路ラスベガスに。そこで娼婦のセーラ(エリザベス・シュー)と出会い、二人はともに生活を始めますが…的なあらすじ。

彼らの生活はともかく悲痛。アルコール入ってる時と切れてる時の主人公の浮き沈みがすごいのと、それを支えるヒロインのけなげさと周囲の環境の厳しさのコントラストは強く、なかなか心安らぐシーンがありません。

それでもラストはとても静かで、やっと二人が落ち着けたと感じることができる終わり方でした。

アルコール依存症を治す!的な流れに行かず、そのまま突っ走ってしまうことには賛否両論あるんでしょう。でもこの二人にとってはそれで良かった、そうすることが自然だったんじゃないかと思わせる流れを感じます。

ちなみに吹き替えは山寺宏一さん&勝生真沙子さんとのことなので、吹き替え版でも見てみたい。ニコラスは大塚明夫さんじゃないのね。

この映画が現在配信中かは分からないけど(時期によって配信してないときもある)、お試しもあるしhuluがわりとオススメ。
===今日の寝かしつけソング===

微笑みのプルマージュ:田村ゆかり

保育園・幼稚園向けの見守りロボ(写真も撮る)がすごい

キャプチャ

Googleニュースを眺めていると、何やら面白そうな記事が。保育園や幼稚園向けのロボット、MEEBO(ミーボ)がリリースされたとのこと。

何ができるか?

何をするロボットかというと、ひとつは「写真撮影」。顔認識技術を使って、園児たちを撮影しまくる。写真は顔認識で選別されて、親は自分の子どもの写真だけ一覧化したものを見ることができる。

もうひとつが「見守り機能」。これは内臓された赤外線カメラを使って、園児たちの体温をチェックするというもの。発熱してると先生に教えてくれる。

あとは緊急地震速報の通知機能や、コンパニオン・ロボットとしてダンスしたり対話したりとかの機能がある。

今の保育園への不満

うちの子が通ってる保育園では、数ヶ月に1回写真販売(ネットで頼むタイプ)があるんですが、これがちょっと微妙。そもそもアナログな写真よりもデータ欲しい。

もちろん先生たちも写真撮影なんて通常業務外の作業だから、今のシステムがあるだけありがたい。子どもなんてイレギュラーの連続だから、それが何十人と集まってるのをケアするなんて気が遠くなる仕事だわ。

ただこういう新しい仕組みを見てしまうと、こういうの導入されないかなあと思ってしまう。ちなみにまだ実装されてないけど、今後は迎えに来た親に一日の様子やなんかを写真で報告してくれるサービスも検討中らしい。これはいい。欲しい。

維持費とかのコスト

これ、園側のコストはどんなものかと調べてみると、月の運用コスト1万円は写真販売から差し引く形でほぼ金銭的なコストはゼロの模様(試験モデルの運用では収支トントンになったらしい)。あとは初回のセットアップ費用(20000円)と、操作用のスマホのレンタル代(1800円)。

あとは操作方法のレクチャーやらの人的・時間的コスト。うーん、実際導入となるとちょっと大変かもしれない。個人情報のセキュリティ問題で保護者らの同意もいるだろうし。

ロボットが保育にも進出する世界へ

ともあれ、こういったロボットが保育の現場にも入ってきてるんだなあと実感。ロボットの友達って自分が大人になったら一般的になってるもんだと思ってたけど、やっとその足がかりができ始めてるんだなあと感じました。

いずれは先生のサポートをしてくれるようなロボットとかがどんどん出てくるんでしょう。お医者さんをサポートするワトソンの人工知能をくっつけて、重篤なケースを見逃さなかったりとかで保育の質もぐんと上がってくることを期待。

あとは子ども同士の関係性グラフやなんかを分析とか、発達の状態をモニタリングして先生同士でシェアとか、夢は色々広がるなあ。

ちなみに写真のプリントを依頼すると1枚100円とのこと。高いな!

 

===今日の寝かしつけソング===

「デビルクエスト」はいい感じのニコラスラブ映画

デビルクエスト Blu-ray

ニコラスケイジのデビルクエスト見ました。タイトルからしてすでに微妙な匂いがぷんぷんするぜ!でも最近ニコラスにはまってるので避けては通れぬ道。

ニコラス、髪フサフサ

誰もが思うであろう、なんかすごいニコラスの髪がフサフサ。ほんとニコラスケイジは髪伸びたり普段通りだったりと、長さがコロコロ変わりますね。ゴーストライダーの1と2の差もすごかった。最近は「今回のニコラスの髪はどうなってる?」がニコラス映画を見る楽しみになってきた。

小道具等は力が入ってるけど、ストーリーが…

さて肝心の映画の中身。中世ヨーロッパを舞台としたデビルクエストですが、建物の内装や一行の旅路のロケーションなど小道具やロケーションはばっちり。小汚い感じが出ててすごくいい感じ。

一方でストーリー。簡単に言うと、魔女疑惑の怪力少女を浄化するために、遠方の修道院までニコラスたち一行が護送するという話。怪力少女が魔女なのかそうじゃないのか、ちらちら怪しげな動きをする少女をめぐるおっさんたちの旅路はいかに。

まあなんというか、うーん、1回見たらいいかな。ニコラスファンでなければ人にも勧めまい。結末もなんともいいような悪いようなはっきりしない。

ウィキペディアがあらすじ詳しすぎ

配役確認しようと思ってウィキペディアを見ると、ストーリーがゴリゴリに書いてあって笑った。最初から最後まで書いてあります。これはいいのか。

あ、怪力少女の吹き替えは本名陽子さんなのか。

タイトル通りの感触、デビルクエスト

というわけでタイトルが予想させるイメージぴったりのデビルクエスト。でもニコラスファンなら見ておくべき映画です。渋めであまり笑わないニコラスを見たいならぜひオススメ。そうでないなら特に勧めないです。

この映画が現在配信中かは分からないけど(時期によって配信してないときもある)、お試しもあるしhuluがわりとオススメ。

===今日の寝かしつけソング===

breaking the habit : linkin park

SF用語の勉強:次元とは何か

ぼやっとしてたSF用語をちょっとだけ勉強してSF見る時に楽しもう的なことをする。今日は「次元」。多少間違っててもご愛嬌。

次元とは、座標を特定するのに必要な座標の個数のこと

中学・高校数学で習ったように、平面にある点の位置を他の人にも分かるように伝えるには、XY(縦・横)軸に設定した数値を使う。X=1、Y=1上の点とか。X=5、Y=8上の点とか。つまり平面で座標を特定するには2軸必要。この「2」というのが2次元の「2」。

一方でCGソフトとか使ってると分かりやすいけど、3次元でその物体の位置を知ろうとするにはXY軸に加えてZ軸(奥行き)を入れた3軸が必要。X=1、Y=1、Z=1とか。つまり座標特定には3軸が必要。この「3」というのが3次元の「3」

なので、軸が2個必要だわ→じゃあこれが2次元か、みたいな感じでその空間の次元を定義していく感じ。

4次元の捉え方は2種類ある

SFとかでは4次元が時間の領域だとすることがあるけど、4次元の捉え方にはもうひとつある。それは4次元以降を空間的に捉える考え方。

ちょっとイメージしにくいけど、点(0次元)を水平にびよーんと伸ばすと線(1次元)になる。次に線をびよーんと水平にずらすと面(2次元)になる。さらに面をびよーんと上(下でもいいけど)に伸ばすと箱型(3次元)になる。最後に箱をびよーんと別次元に伸ばすと私たちが知覚できないもの(4次元の「超立方体」)になる。

仮に4次元方向にもぴょーんと跳べる猫がいたとすると、檻(3次元)に閉じ込めても自由に脱出できてしまう。というわけで同じ4次元でも、物理学、数学、さらにその中の学説などで捉え方が違う。

ちなみにドラえもんのポケットは4次元目=時間ではなく、こちらの数学的に捉えた空間を定義した4次元の方になりそう。

ぶっちゃけ5次元以上はあるのか

数学的に定義したりするのは可能だけど、実際に5次元ってあるの?とすると、よく分からないというのが現状。それを調べてるのがあのCERNの大型ハドロン衝突加速器とか。

次元の捉え方は宇宙の捉え方にもつながってくるので、そのあたりに絡んで並行宇宙とかワープできるかとか、宇宙の仕組みとか色んな説がある。

 

分かったような、分からないような。

 

===今日の寝かしつけソング===

ポーリュシカ・ポーレ:origa